トルコの首都アンカラで起きた爆発現場に残された大破した車やバス=13日(ゲッティ=共同)
共同通信社

 【カイロ共同】トルコ首都アンカラ中心部で13日午後6時45分(日本時間14日午前1時45分)ごろ、大規模な爆発があり、保健省によると34人が死亡、125人が負傷した。アラ内相は記者会見で「爆弾を積んだ車両を使い、市民を狙ったテロ攻撃」と述べ、自爆テロとの見方を示した。

 アンカラ中心部では昨年10月と今年2月に自爆テロがあったばかり。エルドアン大統領は声明を出し、テロ組織を「降伏させる」と報復を宣言。首都で相次ぐ大規模テロは政府の治安維持能力に疑問符を突き付けている。

 政府高官は、非合法武装組織クルド労働者党か、その関連組織が関与した可能性があると指摘。