JR西日本のW7系車両の客室内に設置された防犯カメラ(左)
共同通信社

 JR東日本と西日本は14日、北陸新幹線の列車で15日から、防犯カメラによる客室内の常時録画を始めると発表した。新幹線のセキュリティー強化が目的。まずは1編成で、他の車両も順次、実施する。

 15日に始めるのは、JR西が所有するW7系車両。もともと客室内にカメラはあり、これまでは非常ボタンが押された後に録画していたが、常時録画するシステムに改修した。

 昨年6月の東海道新幹線放火事件を受け、実施を決めた。東海道・山陽新幹線でも、今年2月から1編成で客室内の常時録画が始まっている。