広瀬すず本当に死んじゃったの!?  『怪盗 山猫』の成宮寛貴が冷酷すぎて…… | ニコニコニュース

 亀梨和也さん主演『怪盗 山猫』(日本テレビ系)は第9話。前回で悪の親玉「ユウキテンメイ」が雇った殺し屋「カメレオン」が勝村(成宮寛貴)だったことがわかり、かなり衝撃的でした。撃たれた山猫(亀梨)は大丈夫なんでしょうか。

 ユウキ邸に忍び込んだ山猫は勝村に撃たれ、起き上がることができません。実際は血のりが流れる防弾チョッキを着ていたんですが、勝村に見破られ脇腹を撃たれてしまいます。そんな甘くはないか。

 駆けつけた警察の中で、最初に山猫を発見したのは刑事のさくら(菜々緒)。山猫は勝村に撃たれたことをさくらに伝え、自分をかくまうよう伝えるのです。さくらは迷いますが、山猫を自分の家のベッドで寝かせ、かくまうこととします。重傷なのは間違いなく、眠り続ける山猫。

 そんなさくらの家に、勝村が潜入。勝村は眠る山猫に危害は加えませんでしたが、仲間である里佳子(大塚寧々)と真央(広瀬すず)を殺すと告げます。そして、自分が書いた山猫に関する記事を置いていくのです。仕事から帰ったさくらは、その文面を読むのですが……。

 山猫は少年時代、ユウキテンメイの命によって集められた「スパイ育成」メンバーの1人でした。1人、また1人と消えていく仲間たちの中で、山猫は生き残ります。

 そんな中、当時ユウキのボディガードだった関本(佐々木蔵之介)の指示で、ユウキの目を盗んで日本と世界をつなぐ“二重スパイ”として暗躍した山猫でしたが、最終的には関本に裏切られてユウキの手に落ちます。ここで処刑されるはずだったのですが、命からがら逃げ出して九死に一生を得、日本に舞い戻り、ユウキへの復讐を心に誓うのでした。なるほど、そんな過去が……。

 勝村は山猫メンバーのアジト「STRAY CAT」へ。すでに勝村が山猫を撃ったことを知る里佳子と真央は、なぜ撃ったのかと勝村を問い詰めます。

 勝村は、殺すターゲットと仲間になり、信頼を勝ち取ったところで殺すことが何よりの快感だと告げます。そこに同情や哀れみの気持ちは微塵もありません。完全にワルです。異常ですよ成宮さん。

 勝村は里佳子と真央をロープでしばり、「STRAY CAT」に火を放ちます。燃え上がる中、なんとか逃げようとする2人でしたが、火はもう建物全体に……。翌日、2人の死体が上がったとニュースで報道されるのです。え、マジで死んだのか。

 ある程度回復した山猫は、仲間であることがバレて警察に捕まっていた関本を助け出し、「リターンマッチだ」と語り、そして……。

 次回へ続く。

 え、ここで終わり!? 気になるー! という展開でございました。来週は最終回ということですが、勝村は想像以上に手強く、山猫よりも強いんではないかという描かれ方をしております。ここをどう突き崩すのか、山猫の作戦に注目ですね。

 次回は最終回。毎回スリリングで面白かっただけに寂しいですが、最終回も楽しく見させていただきます。みなさんもぜひ。
(文=どらまっ子KYOちゃん)