那覇市で女性観光客を暴行したとして米海軍兵が準強姦容疑で逮捕された事件を受け、在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン沖縄地域調整官が16日午後、沖縄県庁を訪れ、翁長雄志知事と会談した。翁長氏は「強い憤りとやるせなさをもって抗議する」と述べ、ニコルソン氏は「私も怒りを感じている」と謝罪した。

 事件は13日未明、ビジネスホテルで発生。廊下で寝ていた40代の女性観光客を自室に連れ込んで暴行した疑いで、沖縄県警が1等水兵ジャスティン・カステラノス容疑者(24)を逮捕した。

 翁長氏は14日にニコルソン氏と電話で会談し「重大犯罪で強い憤りを覚える」と抗議していた。

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