東ティモールのルアク大統領夫妻と会見される天皇、皇后両陛下=15日午後、皇居・御所(代表撮影)
共同通信社

 天皇、皇后両陛下は15日午後、住まいの皇居・御所で東ティモールのルアク大統領夫妻と会見された。玄関前で出迎えた際にはにこやかにあいさつし、握手を交わした。

 宮内庁によると、東ティモールからは東日本大震災の際、多額の義援金が送られたといい、天皇陛下は「お見舞いを頂いたことに感謝します」と礼を述べ、大統領は「日本の人たちの振る舞い方や忍耐強さに感銘を受けました」と応じた。

 また、大統領が東ティモールの学生が防衛大で学んでいることを紹介し「日本との間で留学生の交流を進めたい」との考えを示すと、陛下は「日本語を勉強するのは大変でしょうね」と話した。

全文を表示