北海道立オホーツク流氷科学センター(紋別市)が主催した写真コンテストで、死んでいるとみられるクジラの上で男性がガッツポーズする写真が最優秀賞(道知事賞)に選ばれ、殺到した批判を受けて賞を取り下げたことについて、高橋はるみ北海道知事は16日、「自然環境への配慮が欠けた審査。他の知事賞を受けておられる方々にも大変残念な結果」と話した。

 タイトルが「征服」の写真は、北海道北見市の男性が撮影し、第25回「オホーツクの四季」写真コンテストに出展。この写真が最優秀賞を受賞したことが15日に報道されて以降、「自然への冒涜だ」などと批判や疑問の声が相次いだ。

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