日経平均終値は38円安、ドル・円急落受け値を消す

日経平均終値は38円安、ドル・円急落受け値を消す
サーチナ

 17日の日経平均株価・終値は前日比38円07銭安の1万6936円38銭。昨晩の米国株式相場がFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表後に上昇した流れを引き継ぎ、朝方は買い優勢の展開となった。前場は足元で投資家のリスク許容度が改善していることや、公的年金の買い入れ観測などを支えに、上げ幅を278円まで拡大した。ただ、午後0時30分過ぎからドル・円が急速に水準を切り下げると、日経平均は一転してマイナスに転落。終盤はやや下げ渋る動きも見せたが、買い戻しは限定的だった。

 業種別では、電気・ガス、空運、その他製品が下落。一方、鉱業、建設、石油石炭製品は上昇した。(編集:松浦直角)