『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』キャラクターメイキングやダンジョンなどに関する最新情報が公開! | ニコニコニュース

●さまざまな人形兵とともに迷宮に挑む!

 日本一ソフトウェアは、2016年6月23日発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』の最新情報を公開した。

 本記事では、物語の舞台となるルフラン市に住む街の人々の情報やプレイヤーの仲間として戦う“人形兵”のキャラクターメイキング、そして、ダンジョン探索のポイントなどを紹介する。

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■物語


――ここではないどこか。

幽かに魔法が存在する不思議な世界、テネスの物語。

そこにある、妖しげな都、「ルフラン」市――

寂れた辺境の街と揶揄される、その忘れられた街には前人未到の“地下迷宮”がありました。いつ、誰が作ったものかはわかりません。

世界を統べる財宝があるとも、不死の秘宝があるとも、世界を滅ぼす魔王がいるとも伝えられますが、その真偽は何一つわかりません。

わかっていることは、迷宮の中は強い“呪いの瘴気”で満ちており、“人”は半時と生きていられないことくらい。

しかし、ある時そこに一人の“魔女”がやってきて、迷宮の探索に名乗りを上げます。

魔女の名は“バーバ・ヤーガ”

街の人々がいぶかしむ中、探索に乗り出す魔女の手には、“迷宮探索唯一の生き残り”といわれる男が残した伝説の書物、“妖路歴程(ようろれきてい)”が握られていたのでした……。

◆夕闇の魔女 ドロニア 声:仙台エリ


 黒い装束に身を包んだ、黒髪と美貌を持つ魔女。王に仕える宮廷魔女で、その赤と青の目の色から、夕闇の魔女と呼ばれおり、みずからを“バーバ・ヤーガ”と名乗っている。

◆魔女の弟子 ルカ 声:種崎敦美(※崎は旧字)


 夕闇の魔女ドロニアの弟子でいっしょに旅をしている。元気で明るく、泣いたり笑ったりと表情がくるくる変わる。

◆呪われた伝説の書 妖路歴程


 地下迷宮の唯一の生還者であり、迷宮の奥底まで踏破、その秘密を解き明かしたと言い伝えられる男が残した伝説の書物。プレイヤーの分身。

■ルフラン市に住む街の人々


 物語の舞台となる都・ルフラン市には、さまざまな人々が住んでいる。地下迷宮の探索を進める傍ら、魔女ドロニアと弟子のルカは旅の人形劇の一座を装い、街の住人たちから探索に必要な物資や情報を入手していく。

◆ルフラン市の領主代行 ペトローネ 声:佐々健太

「おや、クラウス。戻っておったのか? バーバ・ヤーガ様は……お、おお! もしや、あなたが……?」

 ルフラン市の領主(代行)であり、この街で大きな商店を営んでいるペトローネ商会の会長でもある。地下迷宮の調査を稀代の大魔女といわれるバーバ・ヤーガに依頼した張本人。

◆領主代行に仕える執事 クラウス 声:森嶋秀太

「私の名前を覚えていただいて光栄です。 今日は何かお探しですか?」

 ペトローネ商会で働く執事。物腰が柔らかく誰に対しても丁寧な言葉遣いで接する人格者。だがその為にまわりの人間のわがままに振り回されることも少なくない。

◆貴族の令嬢 ユリエッテ 声:佐々木未来

「お父様ったら酷いの! わたくしに、“結婚などしなくていい”なんておっしゃるんですもの。」

 ルフラン市では、ペトローネ商会のつぎに大きいフランドール商会の令嬢。青と白の日傘がトレードマークの有名人で箱入り娘。街の人には敬愛の念を込めて“お嬢様”と呼ばれている。

◆眼帯の修道女 マリエッタ 声:桑原由気

「申し遅れました。わたくし、この先の修道院に身を置いております、修道女のマリエッタと申します。」

 修道院に身をおく隻眼の修道女。ふだんは芋を主食として清貧をむねとした生活を営んでいるが、機会があれば神に仕える身でありながらも、肉を食べ酒も嗜む破戒僧。

◆街の細工師 ニムト 声:武内駿輔

「……ん。」

 巨大な体躯に似合わず手先が器用な細工師の親方。無口なため、話をするときは弟子のフリッツが代弁することが多い。見かけによらず子ども好きでもある。

◆細工師見習いの少年 フリッツ 声:小市眞琴

「へん! オレにはフリッツって名前があるんだ。 ガキガキ言うな!」

  細工屋の元で働く少年で、年齢はルカより少し上。生意気なところもあるが、一人前の細工師になるため見習いとして親方のもとで日夜働いている。

◆パン屋の街娘 メイリィ 声:橘田いずみ

「あら、ルカちゃん、こんにちは!今日はどこかにお出かけかい?」

 パン屋で働いている町娘で、毎朝、早朝からパンを焼いている。無類のパン好きで、気立てがよくはつらつとした物言いの女性。意外と若いのだが、年上に見られがちなのが悩み。

■妖しげな雰囲気が漂うルフランの街


 ルフラン市は王都から遠く離れた場所に位置する、ほかの都市との交流をほとんど持たない“忘れ去られた街”。かつては地下迷宮の噂を聞きつけた探索者たちの来訪で賑わっていたが、あまりの難攻不落ぶりにいまでは挑戦する者もいなくなり、街の外からの訪問者は途絶えつつある。

 人気(ひとけ)が薄れるもルフランの街では依然として住人達が生活を営んでいるが、その街の様子はどこかおかしく、奇妙な雰囲気が漂っている。

■夕刻の鐘が三度鳴ったら、朝まで決して外に出てはいけない


 ルフランの街にはこの街だけの“ルール”が存在する。住人たちは夕刻の鐘が三度鳴ると雨戸を閉め、朝まで決して外に出ることはない。この街に訪れたドロニアたちも街の領主代行からルールを教えられ、必ず順守するよう言い含められる。

■キャラクターメイキング -地下迷宮に挑む魔女の“人形兵”たち-


 プレイヤーはみずからの魂を宿す伝説の書籍“妖路歴程”となって、魔女が作り出す“人形兵”たちとともに迷宮に挑む。人形兵は拠点にある“人形作業台”で製作をすることができ、戦闘によって破損した部位の修理もここで行うことが可能。

◆ファセット


 人形兵は、能力のベースとなる“ファセット”を複数から選択できる。ファセットはいわゆる“職業”であり、ファセットごとに性能や得意とする戦いかたが異なる。

 たとえば、“マッドラプター”というファセットは“百花弓”と呼ばれる武器の扱いに長けており、遠距離攻撃が得意。“ピアフォートレス”というファセットは “戦術甲”と呼ばれる武装を得意とし、高い防御力で味方を守ることができる。

 必要とする戦力とファセットの性質を見定め、最適な能力を持った人形兵を製作していこう。

◆ステータス設定


 人形兵は製作時、ファセット以外にも名前を始めとしたさまざまなステータスを設定可能。

【主な設定項目】


ビジュアルタイプ・・・人形兵の見た目を変更。
性格・・・能力や友好度、戦いかたに影響。
音声タイプ・・・ボイスパターンを複数から選択。
成長タイプアレンジ・・・レベルアップ時の能力の伸びかたを調整。
スタンス・・・戦闘時のスタンス(得意な戦いかた)を選択。
選択スキル・・ファセットに応じたスキル群からひとつを習得。
フレーバーテキスト・・自由なテキストを入力。

《ファセット&ビジュアルタイプ 例》

◆アステルナイト


“古塔槍”(ことうそう)と呼ばれる両手武器が得意なアタッカー。攻守のバランスにも優れ、粘り強い戦いができる。

【主な習得スキル】


古塔乱・・・古塔槍装備の場合のみ、クリティカル率が25%アップ。
不屈・・・戦闘中に、死亡ダメージを受けた場合、HP1で耐える。
星の心・・・敵からの強襲を受けた際に“驚愕”状態になりにくい。

◆シノブシ


 “刀剣”を得意とし、素早い動きで敵に攻撃を仕掛けられる俊敏なファセット。敵から狙われにくい潜伏能力を有する。

【主な習得スキル】


二刀技・・・両手に持つ武器で攻撃。ただしウェポンマスタリーが”S+”の武器の場合のみ発動。
影の住人・・・常時発動スキル。敵からのヘイト値を下げる。
暗殺・・・スタン中の敵に対して、攻撃を行う際に限りクリティカル率が+50%される。

◆ピアフォートレス


 “戦術甲”で身を固めた全身鎧の重歩兵。防御からの攻撃展開に秀でており、味方を守りながら反撃のチャンスを伺える。

【主な習得スキル】


篭城盾・・・防御もしくは、防衛陣時のときに、自分のHPが25%回復する。
メガバッシュ・・・防御、防衛陣中を行ったつぎのターン、スタン率25%アップの攻撃が行える。
かばう・・・一定の確率で旅団内のアタッカーへの攻撃を変わりに受ける。

◆マッドラプター


 “百花弓”を用いて後方から敵を狙い撃つことを得意とするファセット。“焔、泥、霧”といった強力な魔擊属性の攻撃を撃ち出せる。

【主な習得スキル】


優雅な舞い・・・戦闘中に回避するたびに攻撃力が20%アップする。攻撃を受けるまで継続。
スナイパー・・・武器が百花弓の場合に限り、行動速度と命中率が上昇。
狙いすまし・・・戦闘ターン数が増えるほどに敵からのヘイト値を減少させる。最大10回まで。

◆人形兵の個性と成長


 人形兵は製作時に設定した成長タイプによって、その後のステータスの伸びに変化が生じていく。また、性格や戦闘スタンス、習得スキルの選択により、同じファセットでも戦いかたが大きく変わることもある。各種項目を綿密に設定することで、よりユニークな人形兵を製作・育成していくことが可能となる。

■ダンジョン -ルフランの地下迷宮-


 ダンジョンとなるルフランの地下迷宮には、人形兵で構成された集団“カヴン”を最大5つ引き連れて挑むことができる。ダンジョンは入り組んだ構造をしており、視界に見える敵の様子や右上に表示されたマップ、自身の現在位置等に注意しながら、慎重に探索を進めていこう。

◆迷宮に眠る秘宝や、マナを収集しながら探索を進める


 ルフランの地下迷宮には、この世のものではないさまざまな品々が眠っている。プレイヤーは迷宮の攻略を進めると同時に、ダンジョン内にあるアイテムを収集し、持ち帰って金品に変えたり、以降の探索に役立てることが可能。

 また、ダンジョンには魔法の源ともなる“マナ”が溢れている。マナは人形兵の“修理”を始め、魔法を使用する一部の拠点施設の利用に必要だ。ダンジョン内では、このマナを収集し持ち帰ることも目的のひとつになる。

◆レキテイ・スキルで探索域を広げる


 本である“妖路歴程”は敵と戦闘することはできないが、“レキテイ・スキル”を習得することで探索に役立つスキルを発動することができるようになる。

 とくに“壁壊し”というスキルを習得することで、ダンジョンのいたるところの壁を破壊できるようになり、探索域と自由度が一気に広がるぞ!

 そのほかにもさまざまなレキテイ・スキルを習得すれば、思わぬ秘宝や道の発見、通れなかった区域への侵入が可能となる。

■戦闘 -5つの“カヴン”でくり広げる集団戦-


 戦闘では最大5つの “カヴン”を指揮して敵と攻防をくり広げる。カヴンは最大8人の“アタッカー”と“サポーター”の人形兵で構成され、プレイヤーの指示に従いカヴンごとに攻撃や守備を実行する。

◆さまざまなシステムを駆使し、戦闘を制する


 カヴンの戦闘ではさまざまなシステムが敵との攻防に影響する。カヴン単位で放つ特殊技“ドナム”、カヴン同士が連携する“共振”、急所への攻撃で部位を破壊する“クリティカルゴア”。そして複数のカヴンの位置関係で形成する“陣形”など、指示を出すプレイヤーの判断次第で勝敗を大きく左右する局面が存在する。人形兵の“性格”によって共振率が変化する“友好度”も存在し、カヴンの編成段階から戦略を練っていくことが重要になる。

◆場の力“パワーソース”


 戦闘中、敵と人形兵のいる場所には“パワーソース”という場の力が発生。パワーソースは攻撃など特定の行動によって力を蓄積し、貯まるほど“共振”や“共鳴”の発動率がUPしていく。

◆ドナムの共鳴


 カヴンごとに放つ“ドナム”には、“共鳴”という現象が存在。共鳴は味方あるいは敵のドナムの発動後、続けてドナムを発動すると希に起きる“暴発現象”で、一定のパワーソースを消費してドナムの威力を大きく上昇させる。また共鳴は敵味方関係なく発生し、二度、三度と共鳴が連続することで非常に強力なドナムを放つことができるようになる。

 ただし、大ダメージ・効果を期待できる反面、敵からのダメージも大幅に上昇するので、共鳴の連続には注意も必要だ。

◆オフェンスフォース・ディフェンスフォース


 人形兵への指示を出す“妖路歴程”のスキルの中には、戦闘に間接的に関与するスキルも存在する。それらは“オフェンスフォース”と“ディフェンスフォース”と呼ばれ、それぞれ使用することで人形兵の攻撃力や防御力を一時的に強化すること可能。使用できる回数には限りがあるが、窮地を脱したり、上手く活用することで格上の敵とも渡り合うことができるようになる。

■限定版・初回生産特典

◆限定版特典


・オリジナルタロットカード(22枚入り)
 登場するキャラクターが描かれたタロットカード(22枚入り)

・サウンドトラック CD2枚組(音楽:佐藤天平)


 ゲーム内のさまざまな楽曲が収録されたサウンドトラックCD

・豪華三方背BOX

◆初回生産特典


・PS Vita用オリジナルテーマ
 パッケージやキャラクターイラストを使用したオリジナルテーマを予定。

※限定版、初回生産特典には、数に限りがございます。


※同梱物、特典の情報はともに製作中のものです。内容が予告無く変更になる場合がございますので、ご了承下さい。
※画像はイメージです。