夜間照明にLEDを導入し、色とりどりにライトアップされた京都タワー。点灯式で披露された(左上から時計回りに)白、青、黄、赤、緑、紫、オレンジ、ピンクの8色=14日夜、京都市
共同通信社

 JR京都駅前の京都タワーの夜間照明に、発光ダイオード(LED)が導入され、14日に駅前広場で点灯式があった。色の切り替えが自由になり、1670万通りの点灯パターンがある。季節に合わせたライトアップも検討しており、古都のランドマークに新たな名物が加わった。

 ハロゲン灯の投光器50台を、LED投光器20台に置き換えた。これまでは光の色は基本的に白色で、色付きフィルムを投光器に手作業で貼って着色していた。消費電力も最大7割削減される。

 点灯式では、高さ131メートルの白いタワーに青や赤などの光が次々に照らされた。