【ニューヨーク共同】ダウ・ジョーンズ通信は17日、日銀が市場介入に向けた地ならしとされる民間銀行への「レートチェック(水準照会)」を実施したと報じた。関係者の話としている。

 17日の外国為替市場の円相場は一時、1ドル=110円台後半まで急伸した直後に、111円台へ急落した。日銀が水準照会したことで、市場が介入警戒感を高めた可能性がある。

 水準照会は、中央銀行が民間銀行に対し為替取引の水準を問い合わせること。中銀が望ましくないと判断する相場水準で行うとされ、過度の為替変動をけん制する「口先介入」と同じ意味合いがある。

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