【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)首脳会議が17日、2日間の日程でブリュッセルで開かれた。18日にはトルコのダウトオール首相を招く予定で、今月8日に原則合意したギリシャからトルコへの難民や不法移民の送還措置で最終合意ができるかどうかが最大の焦点だ。

 トルコとの合意をめぐっては、歴史的に同国と対立するキプロスが難色を示しており、議論は難航も予想される。トゥスクEU大統領は16日、加盟国首脳に宛てた書簡で、「作業は前進しているが、なすべきことは多い」と述べ、各国に妥協を促した。 

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