若くても巨乳が垂れる理由を専門家に聞いてみた | ニコニコニュース

若くても巨乳が垂れる理由を専門家に聞いてみた
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人は誰しもが平等に歳を取るものだ。一見見た目は若々しくても、体のあちこちでは年齢による衰えを感じる人も少なくないのでは? 例えば女性なら、バストの張りがいい例である。いまは若々しく張りのある巨乳も、年齢とともに胸は垂れてきてしまうと聞く。それが本当なら、いまの若々しいバストはどうキープしたらいいのだろうか? 女性なら決して他人事ではない、加齢によるバスト問題。少しでも不安を少なくするために、今回はピラティスインストラクターの福島多香恵さんに解決策を指南していただいた。

■巨乳が歳を取ると垂れる理由

そもそも若い頃はピンと張っている巨乳が、歳を取ると垂れてしまうのはなぜだろうか?

「何かに熱中することで、頭や肩が前にでてしまうなど、首や肩が本来の位置を保てなくなることでバストは重力に負けてしまいます。また、悪い姿勢を長く続けると身体のリセットが難しくなってしまいます。同じ姿勢が長くなりすぎないように、時には姿勢を変えていきましょう」(福島さん)

バストが垂れてしまう主な原因は、「加齢による重力のせいだ」と筆者はすっかり思い込んでいた。だが、普段の生活習慣が悪ければ、例え若くても胸が垂れてしまう恐れは十分にあるのだ。

福島さんによると、特に胸が大きい人ほど胸が垂れやすいという。そのため、胸に負荷がかかる生活習慣は極力避けた方がいいだろう。猫背のような悪い姿勢はしない、バストサイズに合わない下着はつけない。いずれもバストの血流が悪くなり、胸が垂れてしまう原因になるため、心当たりのある女性は注意が必要である。

■若々しい巨乳をキープするには?

ではいつまでも若々しい巨乳をキープするには、一体どうしたらいいのだろうか?

「張りのあるバストを保ちましょう。重力に負けない胸を目指すことで発生するメリットがあります。それは年齢問わずバストのメンテナンスをすることで、自分自身を大事にする心が芽生えるということです。劇的な変化を求める必要はまったくありません。細く長く、メンテナンスを続けましょう」(福島さん)

だが、メンテナンスといっても、具体的に何をしたらいいのか悩んでしまう女性も多いのでは? そこで今回福島さんに、若々しいバストをキープするために、実践したいエクササイズを教えていただいた。

■バストキープに役立つエクササイズ

「運動が苦手な方でも安心な、椅子と壁を使った身体のメンテナンスをご紹介します。初めに、椅子の座面に両手を置いてください。肩周りの硬さを確認する意味で腕立て伏せを2、3回行ってください。この時、肩の真下に手が来るように気をつけましょう。肘を曲げた時に肩が上がってしまう方は、肩の血行が悪くなっている可能性があります」(福島さん)

次に、背もたれのある椅子に横向きに座る。背もたれに体重を乗せるような感覚で、背もたれに脇の下を当てるという。

「やや上を向いたり、下を向いたりしながら背中の筋肉の付け根周辺等のコリを軽くほぐします。腕にしびれや違和感がある場合はすぐに中止してください。その後、再び腕立て伏せを行ってみましょう。肩周りをリセットできたら、いよいよ首や肩を正しい位置に戻します。壁に背中全体をまんべんなく貼り付けて一直線になりましょう。丸くなりがちな肩先を壁に押し付けながら7秒数えましょう。頭が壁から離れないように気をつけます。胸を上に向けるイメージで4セット行ってください」(福島さん)

文字を読んでもよくわからない!という人のために動画を用意した。こちらもあわせてチェック!

ニコニコ動画で見る→bit.ly/22fS7co

「歳を取ればみんなそうなるんだから……」と、諦めてしまうのは勿体ない。今から正しいメンテナンス方法で、いつまでも若々しい巨乳をキープしたいものである。

「教えて!goo」では「あなたが歳をとったなぁと実感するのはどんな時?」と意見を募集中だ。

■専門家プロフィール:ピラティスインストラクター 福島多香恵


チェアロビクス創案者。ジャズダンス指導者の経験から、平成8年会社を設立し、「登録商標」を取得。一人一人のニーズに合わせた健康づくりを目指し、チェアロビクス(登録商標)の普及活動に務めている。唄いながら覚える「第九で覚えるチェアロビクス」DVDも発売中。

柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)