「大都会」高音を草野球で失う、元クリスタルキング田中昌之の悲劇。 | ニコニコニュース

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クリスタルキングの元ボーカルで歌手の田中昌之(64歳)が、3月18日に放送されたバラエティ番組「明石家さんまのコンプレッくすっ杯 春の無差別級トーナメントスペシャル」(テレビ朝日系)に出演。代表曲「大都会」でおなじみのハイトーンボイスは、草野球で打球が直撃したことで失われたと語り、番組MCの明石家さんま(60歳)を驚かせた。

1979年に発売した「大都会」は、クリスタルキングのデビュー曲にして、150万枚超を売り上げた最大のヒット曲。田中の伸びやかな高音は当時「スリーオクターブの美声」と呼ばれたほど、代名詞的なものだった。

しかし、1989年のある日、バンド仲間たちと草野球を楽しんでいたときのこと。サードを守っていると強烈なゴロが飛んできたため、華麗にさばこうとしたところ、喉にボールが直撃して声が出なくなるという悲劇が起きてしまった。それから自慢のハイトーンボイスは戻ることなく、「ほとんどガラガラの声」になってしまったという。

その後の田中の音楽人生を大きく変えた出来事だったこともあり、このエピソードはファンにはよく知られている。かなり重たい話ではあるが、自身もガラガラ声のさんまは喉を触りながら「オレ、何球当たったんやろ。ライナー5発くらい受けてますよ」と、スタジオを笑わせていた。