2015年、ドバイの空港で撮影されたフライドバイの航空機(ロイター=共同)
共同通信社

 【モスクワ共同】ロシア南部ロストフナドヌーの空港で19日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ発のボーイング737旅客機が着陸時に墜落し、炎上した。ロシア当局は記者会見で、乗客乗員は計61人で全員死亡したと明らかにした。在ロシア日本大使館によると、日本人が搭乗していたという情報は報告されていない。

 ロストフ州のゴルベフ知事は国営テレビに、悪天候が墜落の原因との見方を示し「現段階では他の要因は見当たらない」と語った。ロシアメディアは乗客の多くは同州の住民と伝え、ロイター通信は政府当局者の話として、3人の外国人が搭乗していた可能性があると報じた。