デートDV防止に取り組む認定NPO法人「エンパワメントかながわ」のインターネット調査で、回答した10~20代の女性の3割が、恋人や知人らから「裸や性行為の画像を撮らせてほしい」と頼まれた経験があることが19日、分かった。

 性的な画像提供は、報復目的で流出させるリベンジポルノの被害につながる危険がある。同法人は20日午前10時から東京都渋谷区のガールスカウト会館で開く「デートDV防止スプリング・フォーラム」で調査結果を報告し、予防啓発の在り方を話し合う。

 同法人の阿部真紀理事長は「性的画像をやりとりすることの心理的ハードルが下がっている」と警告している。