貯金のカギは「信号」にあり? 「赤」「青」「黄」の色分けで貯まる生活に! | ニコニコニュース

目的別にお金を分けることで、“貯まる生活”に変化する!?
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 日々生活するなかで、「お金が貯まらない」「貯め方がわからない」という人も多いはず。実は、こういう悩みがある人は“銀行口座が一つ”というケースが多い。つまり、給与振込口座以外に口座を持っていないのではないだろうか。

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 口座が一つだと、少しお金が貯まったときに気持ちが大きくなって「じゃ、何か食べにいくか」「何か買おう」などと予定外の出費が増えてしまうもの。これでは、結局貯まらなくなってしまう。

 それを防ぐためにおすすめしたいのが、お金を「赤」「青」「黄」の3つの場所にわけてしまうこと。今回はそんな方法をお伝えしよう。

■「赤」のお金は、絶対に手をつけてはいけない貯蓄


 お金をわける「赤」「青」「黄」の場所は、次のように考えてみよう。
「赤」は、絶対に手をつけてはいけない貯蓄。
「青」は、生活費として使っていいお金。
「黄」は、臨時出費や一部を投資に回すお金。

 つまり、“目的”によってお金を3つに分けるのだ。

 「赤」のお金は、絶対に手をつけてはいけない貯蓄のこと。「将来確実に使うお金」を考えてみよう。結婚資金や子どもの教育費、住宅ローンの頭金などがあげられるだろう。

 また、勤務先や自分の健康に万一のことがあったときのために、お給料の半年分(できれば1年分)を常に用意しておけると安心だ。これも、「赤」のお金として貯蓄をしておくことで、いざというときの助けになる。これら「赤」のお金は、給与振込口座とは別の銀行口座に入れておこう。財形貯蓄や社内預金、定期預金などを利用するのも手だ。

 「青」のお金は、生活費として使っていいお金のこと。これは、お財布の中や給与振込口座にそのまま入れておこう。振り込まれた給料すべてを「青」のお金にしていると、全部使い切って貯蓄ができなくなってしまう。給料のうち、「赤」などにお金を振りわけた後に、生活費として「青」のお金を準備しておけば、それ以上使うこともなくなる。結果的にしっかり貯まるようになるのだ。

 「黄」のお金は、冠婚葬祭や大きめの家電製品の買い替えなど、臨機応変に対応するためのお金だ。そのほか、急に帰省する必要がある場合など、ある程度まとまったお金があると助かるもの。数十万円程度を入れておくと、大切な貯蓄を使いこむこともなくなり、生活費を削ることもなくなるはずだ。

 そのほか、今後投資をしていきたいと考えている人は、この「黄」のお金から出すようにすると安心だ。一時的に減ったとしても、「黄」のお金なら慌てる必要がなく、長い目で投資に向き合えるようになるのもメリットだろう。

 今回は、お金を「赤」「青」「黄」の3つに分ける方法についてお伝えした。貯蓄も生活費もすべて一つの口座に入れっぱなしだと、なかなか貯まらないもの。ぜひ、この機会にお金を目的別にわけることをおすすめしたい。

(ライター:西山美紀)


ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/