エヴァートンで10年プレー…GKハワードが退団を発表、母国へ復帰 | ニコニコニュース

エヴァ―トンでプレーするハワード [写真]=Getty Images
サッカーキング

 エヴァートンに所属するアメリカ代表GKティム・ハワードが、今シーズン限りで同クラブを退団することを発表した。20日、同クラブ公式HPが伝えている。

 同HPは、ハワードが今シーズン終了後にクラブを去り、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のコロラド・ラピッズへ移籍することを発表した。

 今月6日に37歳を迎えたハワードは、2006年からエヴァートンでプレーし、以降10シーズンにわたって在籍した。プレミアリーグでの出場試合数「352」は、外国籍選手でありながらクラブ記録となっている。

 退団に際しハワードは、「このクラブは素晴らしい。僕はとてもクラブを愛しているし、これからもずっとエヴァートンのプレーヤーでいるよ」と語り、チームを離れても心はエヴァートンにあることを伝えた。

 エヴァートンで過ごした日々を「素晴らしい10年だった。ここで僕は成長した」と振り返ったハワード。残されたシーズンについては、「終わりが近づいていることを自覚している。だからこそ、僕の仕事を遂行するとともに、残された時間を楽しみたいね」と意気込んだ。

 1998年にNY/NJメトロスターズ(現ニューヨーク・レッドブルズ)でプロキャリアをスタートさせたハワード。2003-04シーズンにマンチェスター・Uへ移籍し、当時同クラブを指揮官であったアレックス・ファーガソン氏の下プレー。その後、2006年7月にエヴァートンへレンタル移籍し、翌シーズンに完全移籍を果たした。また、アメリカ代表として3回のワールドカップに出場。2014年に行われたブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦のベルギー代表との試合では、大会最多となる16セーブを記録し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。