あまりネット上の恋愛コラムに例示として挙がってこない男女のちがいに「食べるスピード」があります。
彼氏のほうはわりと早食いで、彼女のほうは彼が食べ終わっても、まだ半分くらいしか食べていない……というようなことです。
今回は、食べるのが早い男は出世するということについて、お話をしたいと思います。
早食いの男は、なぜ早食いなのか？デートのとき、彼氏がせっかちに食べていると、それを嫌がる女子も多いかと思います。
デートのときくらいゆっくり食べるといいのに……とか、彼女であるわたしのことを煽ってど～するのよ？ とか、そういうことを女子として感じることでしょう。
でも、その男、ほうっておいて、そのまま早食いの男にさせておくと、たいてい出世するものです。
彼女のゆったりペースを拒否している、というのは仕事のペースが男の脳を支配しているからです。
例外もあるとは思います。たとえばいつ警察に逮捕されるかわからないから、食えるときに食っておきたいと思っている男だっているでしょう。でもそんな「現実的ではない」少数派の意見は、ここでは無視します。そんなこと、考えても、なにもならないので。
出世する男は、なぜ出世するのか？デートのときであっても、彼の頭のなかはずっと仕事のことが支配している。仕事のことを土曜も日曜もなく、とにかくずっと考えている。
早食いの男の脳内って、きっとこういうことです。
それがいいことなのか、悪いことなのかは別にして、四六時中仕事のことを考えている男は、そのうち、人よりもいい仕事を、人よりもたくさんして、その結果、上にあがれるようになっているということです。
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彼氏を選ぶとか、結婚相手を選ぶというのは、もうほとんどバクチのようなものです。どの男が、将来出世する男なのか？ どの男を選ぶと30年先も安泰に暮らせるのか？
人は絶えず変化してゆく生き物だから、ずっとずっと先のことなんて、バクチ的に考えて選ぶしかなかったりもするでしょう。
でも、早食いの男は出世する可能性が高いです。
会社の経営者や、優秀なアーティストで、食べるのが極めて遅い男って、ほとんどいません。みなさんさっと食べて、さっと店を出ます。
ようするに絶えず「次のこと」を考えている男が早食いの男です。
ウソだと思うのであれば、会社の男性社員とごはんに行ってみるといいでしょう。お酒が入らないランチなんかの席で、その男の食べ方を観察していると、たいてい優秀な男は早食いなのです。
（ひとみしょう／ライター）