東京・靖国神社で開花したソメイヨシノ=21日午前
共同通信社

 気象庁は21日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。昨年より2日、平年より5日いずれも早い。

 21日午前11時ごろ、気象庁の担当者が、千代田区の靖国神社にある標本木で、8輪の花が開いたのを確認した。

 標本木の周囲には、大勢の参拝客が集まり、担当者が「お待たせしました。桜の開花です」と説明すると、一斉に拍手が起きた。満開までは1週間から10日程度かかるという。

 ことしの桜は、19日の福岡市と名古屋市でスタート。民間気象会社各社の予想では、全国的に平年並みから早めで、東日本や西日本では3月末にかけて、相次いで開花宣言が出るとみられる。

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