黒田、日米200勝あと7=新井は2000安打に迫る―プロ野球 | ニコニコニュース

 25日に開幕する今季のプロ野球で、名球会の入会資格にもなっている通算200勝、通算2000安打の大記録が達成されそうだ。

 黒田(広島)は2007年までに103勝を挙げ、米大リーグでもドジャース、ヤンキースで計79勝。広島に復帰した昨季は故障による離脱もありながら11勝し、日米通算で193勝を積み上げた。日米を股にかけての200勝到達は、2005年の野茂英雄(通算201勝=日本78、大リーグ123)以来で、2人目となる。

 国内だけで200勝を挙げたのは過去24人で、直近の達成は08年の山本昌(中日)。182勝の西口(西武)が昨季限りで引退し、現役では172勝の三浦(DeNA)が一番近い。先発投手の登板はほぼ週1度で、救援との分業も確立された現在では、そのハードルは極めて高い。

 大台まであと7勝としている黒田は、シーズン通して先発陣を支えることを誓い、大記録については「最低限、クリアしないと」と話す。

 黒田と同様に広島に復帰して2年目の新井は、通算2000安打まで29本。好調なら1カ月ほどでクリアする可能性がある。300本塁打もあと13本。昨季は7本だったが、長打力も意識して鍛えてきた成果を示せるか。