【社内恋愛】7割以上の男性が“OK派”! 3つの大きなメリット&心がけたいこと | ニコニコニュース

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春は出会いの季節ですね。可愛い新入社員の指導役を仰せつかったり、それまで他の部署にいた憧れの存在が異動してきたりと、人の出入りが活発になります。

「社内恋愛」はここに注意! 経験者に聞いた、うまくいく4つのコツ

新しい風が吹く職場で、「もしかして、恋のチャンスがあるかも……」と期待に胸を高鳴らせている人もいるのではないでしょうか。

早速ご紹介したいのが、婚活アプリのマッチアラームが実施した「恋活・婚活に関する調査」の結果です。
「社内恋愛はありですか?」という質問に、男性はなんと7割超、女性は約6割が「あり」と回答しています。「職場でスタートする恋だってあるよね」と考える人は、結構高い確率でいる模様です。

想いを順調に育んでいる時は、出勤の足取りも軽くなります。仕事のモチベーションアップにもつながるような恋ができるといいですよね。

そこで、今回は「ラッキーにも会社で出会っちゃった好みの異性と、いい恋するためのポイント」を探ってみます。

他にチャンスがない男、ハッピーオーラを放つ女

社内恋愛は「あり」だ、とする人の理由をチェックしてみましょう。

女性の理由は、「すきなひとと長くいられる」「近くにいられる」など。社内恋愛を楽しもうとする、ポジティブなエネルギーが感じられます。

では、男性のほうは?というと、「大人になると社内にしか出会いがないから」なんて、ちょっぴりネガティブなお答えが見受けられます。

1日のほとんどを働いて過ごすのですから、仕方ないと言えば仕方ないのですが……、今回の調査結果を見る限り、こういうコメントは女性には見られないものです。

どうやら、男女で恋愛意識に微妙な温度差があるみたいですね。

テンションが低い人にハッピーオーラ全開で急接近すると、疲れさせてしまう場合があります。場所も場所ですから、男性社員に対しては、心を落ち着かせて接したほうがいいのかもしれません。

ただ、この意識の違いは、女性にとって有利にはたらく可能性が高いです。なぜって、男性は、明るく前向きな雰囲気を感じさせる女性に、ことのほか弱いのですから。

職場で異性に好感を持ってもらうためには、積極的にアプローチするというよりは、社内の空気を明るくする“笑顔美人”を目指すくらいのイメージを持っておくのがよさそうです。

「社内恋愛」最大のメリット

隠れてつきあうスリルがたまらんです

「隠れて付き合うのはドキドキするから」「スリルがたまらない」という理由で、社内恋愛に好意的な女性もいます。

会社のみんなには秘密にしておこうと考えればこそ、こういうコメントも出てくるのでしょう。
そう、バレないようにふるまいながらも、お互いに意識し合っている共犯関係。社内恋愛のあり方は、それが王道です。

関係を公表できるかどうかは社風によりますが、周囲の迷惑にならないよう配慮することが大前提になります。少なくとも、会社でベタベタ、イチャイチャするのは慎みたいですね。

オフィスを一歩出るまでは、想いをセーブして、禁断のスリルを味わう。それが社内恋愛の掟なのです。

社内恋愛のメリット

(1)生活リズムが合う

社内恋愛の最大のメリットは、生活リズムが近いことです。

いかに気が合う人同士でも、休みの日が違っていたり、社会人と大学生のおつきあいだったりなど、生活リズムが大きく異なっていると、すれ違いが起きやすいですよね。

彼が仕事で追い込みの時期、スマホを見る気にならないほどくたくたに疲れているのに、彼女は「LINEの返信が来ない。私のこと、もう好きじゃないのかな?」と疑心暗鬼……なんて、よく聞くパターン。

「え、それくらいで愛を疑うなんて」と思うようなことですが、実際にそんな理由で別れてしまうカップルもいます。

生活リズムが合っていれば、恋人を孤独にさせずにすみます。

とにかく会えます。スケジュールが合いますから、デートの予定も立てやすいのです。
相手がどんな状況にあるのか把握できますから、頻繁に連絡を取り合わなくても落ち着いていられます。

いそがしい大人でも安心な、おつきあいのしやすさです。

(2)共通の話題が多い

好きになった人がベストパートナーだけど、他に恋人選びの基準を持つとしたら?
話しているうち、自然に自分が笑顔になるような人とおつきあいするのが、幸せではないでしょうか。

話が合う相手と会うと、やはり、心が弾みます。

どんなにかっこいい人と一緒にいても、何を話していいか分からなければ盛り上がらないですよね。放送事故的沈黙が降りて、大変気まずかったりして……。

その点、社内恋愛だったら、共通の話題に事欠きません。喜びも苦労も分かち合える者同士ですから、会話はスーパーボール並みに弾みまくります。

一方、こんなデメリットも…

(3)ギャップ萌え

ドラマティックでロマンティックな少女マンガや漫画の世界とは違って、多くのオフィスラブはわりと地味かもしれません。仕事の場ですから、そこで恋のハプニングが立て続けに起きても困っちゃいますしね。

そんな中でも「これってドラマみたい」と感じる、ほぼ確実なときめきポイントがあります。それは、仕事とプライベートでのギャップです。

これは、とても興味深い体験だと思います。世のカップルのほとんどは、普段の恋人がどんな顔して働いているのかを知らないでしょう。
そればかりか、好きな人にはなるべく自分の長所ばかりを見てもらいたがっているのです、お互いにね。

うまく行っている時もそうでもない時も、両方見られるのが社内恋愛の醍醐味です。
真剣な横顔にグッと来たり。意外な特技を尊敬したり。仕事中は厳しい彼が、外で会うと穏やかで優しい人だったり……。ギャップは大きな魅力です。

これを読んでいるあなたも、会社の中と外とでは違った顔を見せて、すでに誰かをドキッとさせているのかもしれませんね。

克服しづらいデメリット、それは「引きずりやすさ」

メリットがいっぱいの社内恋愛ですが、公私ともにパートナーと同じ環境で過ごすからこその引きずりやすさは、なかなか解消しづらい課題と言えます。

ケンカになったり、仲がこじれてしまったりすることだってあります。そんな時も、どんな時も、公私混合はご法度。仕事に支障をきたすようなつきあい方はできないのです。
出勤したら退勤の瞬間まで、自分の気分や相手のご機嫌とは関係なく、仕事をまっとうしなければ……!

当然だと分かっていても、相手の様子が視界に入ってくるのですから、引きずらないのは結構むずかしそうです。

また、仕事上のミスや気になることなどを、オフに蒸し返されるとツライものです。
内心「うまく行かなかったけど、くよくよしていないで早く立ち直ろう」と思っているような件に限って、「あの時、おまえの業者とのやりとりがどうのこうの……」と瘡蓋(かさぶた)をはがされて、逃げ場がなくなってしまうことも。

切り替えポイントを確認して

このように、社内恋愛にはメリットもデメリットもいろいろありますが、長い時間を一緒に過ごす分、お互いの事情や感情を分かり合える関係にあるのは確かです。実際おつきあいする段階になると、総じて楽なことが多いはずです。

きちんと気持ちを切り替える必要だけは、肝に銘じておきましょう。二人の間にいろんなことが起きていても、職場で私情はタブー。または、一旦会社を出たら、仕事の話はしないなど……。気持ちの切り替えポイントについて、二人で話し合っておくと安心です。

もし職場の素敵なかたと両思いになれたら、公私のケジメをきちんとつけて、メリハリをつけた恋を楽しんでくださいね。幸運を祈ります。