体が弱いところが魅力? 漫画・アニメの病弱キャラ20選 | ニコニコニュース

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漫画やアニメには病弱なキャラがたくさん登場します。病気がちだけど強かったり、ただただ体が弱かったりといろいろなタイプが登場しますよね。今回は、あらゆる漫画・アニメに登場する「病弱キャラ」をピックアップして紹介します。

●トキ(北斗の拳)

トキは、主人公・ケンシロウの兄です。核戦争の際、満員になりかけているシェルターにケンシロウとユリアを入れて、みんなを守るために閉まらない扉を外から閉めました。そのため自らは放射能を浴び被ばくしました。そのせいで病になってしまったのです。

●山根つよし(ちびまる子ちゃん)

主人公のまるちゃんのクラスメートの山根君は、ちょっとでも気になることがあったり、緊張したりするとすぐに胃腸が痛くなってしまいます。しかし性格的には熱血なところがあり頑張ろうとするのですが、結局胃腸の痛みに負けてしまうのです。

●クララ・ゼーゼマン(アルプスの少女ハイジ)

主人公・ハイジの友達で、とても体の弱い少女です。常に車椅子に乗っていて、外出することなく生活をしています。ずっと立てなかったのですが、牛に襲われた際に自力で立ち上がることができ、その後に歩く練習も始めました。

●三杉淳(キャプテン翼)

主人公の翼のライバルとして登場した三杉淳。彼は「フィールドの貴公子」と呼ばれていた天才的なプレーヤーでしたが、生まれつき心臓が弱く、数分程度しかピッチに立てないという弱点がありました。

●幸村精市(テニスの王子様)

主人公が通う青春学園のライバル校立海大附属中学校テニス部の部長です。彼は「神の子」の異名が付くほどの実力があります。しかし2年の冬に難病で入院、部の指揮を副部長に任せしばらく療養生活を送っていました。

●非弱井くん(おぼっちゃまくん)

非弱井くん(ひよわいくん)は、主人公の茶魔(ちゃま)のクラスメート。全身ガリガリで頬がこけているほどの見た目です。とても体が弱く、ほんのささいなことでも大げさに倒れてしまいます。

●浮竹十四郎(BLEACH)

浮竹十四郎は、生まれつき病弱で幼少のころより肺病を患っています。それが原因で髪の色が白くなったとされています。時折血を吐いて寝込むこともありますが、並外れた実力と明るく温和な性格で、部下から慕われています。

●磯辺強(セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん)

磯辺強(いそべつよし)は、主人公の花中島マサルが所属するセクシーコマンド部の部員です。彼はきゃしゃな体格をしていて、肩を軽くたたかれただけで脱臼してしまいます。キャシャリンというあだ名で呼ばれています。

●エリザベス・マーチ(愛の若草物語)

主人公・ジョオの妹です。内気な性格で病弱なので、学校には通わず自宅で勉強し、家事を手伝っていました。物語の途中で猩紅熱(しょうこうねつ)にかかり、一命を取り留めるも、そのせいでさらに病弱になりました。

●きらら(銀魂)

きららは、病弱で家にこもりがちな女の子です。実は美人ですが自分に自信がなく、かなりの引っ込み思案です。自信がなさすぎて、妹のうららのフリをして新八と文通をするほどです。

●ダイアナ・カプリス(サクラ大戦 ニューヨーク・紐育)

ダイアナ・カプリスは、ボストン大学で医学を学び紐育華撃団(にゅーよーくかげきだん)にやってきた研修医。鳥や花を愛する優しい女性ですが、病弱でした。アメリカ人なのに、気持ちが高ぶると土佐弁になるという不思議な設定のキャラでもあります。

●沖田総司(るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-)

新選組の一番隊隊長です。実在する人物で、新選組最強の剣士と言われていますよね。史実どおり、この作品でも肺の病を患っています。初登場の際、主人公の人斬り抜刀斎(緋村剣心)と激突しようとしていましたが、斎藤一に肺の病を見抜かれその場を引き下がりました。

●廣瀬亜紀(世界の中心で、愛をさけぶ)

映画も有名な『世界の中心で、愛をさけぶ』はコミックス化もされています。主人公・サクの高校時代の恋人で、明るくて勉強もできる女の子です。白血病により17歳の若さでその生涯を終えました。

●ミツル(ポケットモンスターSPECIAL)

トウカシティに住む病弱な少年です。外見は気弱でおとなしいイメージですが、実はしっかり者で行動力があるのです。センリという人に病弱なのを隠してポケモンの捕獲を教わろうともしたほどです。

●雨音薫(タイヨウのうた)

ドラマ版が有名な『タイヨウのうた』ですが、漫画版のヒロインの雨音薫も同じく病弱です。彼女は、太陽の光に当たれないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えています。そのため昼夜逆転の生活を余儀なくされているのです。

●暁美ほむら(魔法少女まどか☆マギカ)

未来から来た主人公・鹿目まどかの友人です。元々の「時間軸」では魔法少女として戦うまどかに憧れる、病弱かつ引っ込み思案な少女でした。しかしまどかが戦死するのを目の当たりにして、彼女を守る存在になりたいと思い、強くなっていきます。

●小早川ゆたか(らき☆すた)

小早川ゆたかは、主人公・泉こなたのいとこです。特に持病があるわけでもなく、日常生活も普通に送れるのですが、なにかと体の弱い女の子です。また、運動能力が低いことを本人は気にしています。

●土萠(ともえ)ほたる(美少女戦士セーラームーン)

セーラーサターンに変身する女の子です。無表情で、どことなくミステリアスな雰囲気を持っています。紫がかった黒いおかっぱ頭が特徴で、全身黒ずくめの服装が多いです。病弱ですが人を癒やす能力を持っています。

●右代宮朱志香(うみねこのなく頃に)

右代宮朱志香(うしろみやじぇしか)は、右代宮家の当主候補、右代宮蔵臼(うしろみやくらうす)の娘です。生まれつき気管支が弱く、突発的にぜんそくの発作を起こすことがあります。そのため、いつも吸入器をそばに置いています。

●八神はやて(魔法少女リリカルなのはA's)

主人公・高町なのはと同い年の女の子です。幼い頃から患っている脚の病気のために通院治療をしています。そのため常に車椅子です。しかし彼女は明るく生活をしており、車椅子の状態で料理ができるようキッチンを工夫するほどの料理好きです。

こうやって見ていくと病弱なキャラの中にも格好良いキャラがいますよね。『北斗の拳』のトキは自分以外の人を救うために犠牲になりました。そのため病気になったのですが、読者の心には強い人物に映りますよね。作品を色付けるためには、こうした病弱なキャラが不可欠なのかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)