テロの邦人負傷者2人は現地在住 重傷の30代男性は治療中

 【ブリュッセル共同】ベルギー同時テロで負傷した日本人男性2人は現地在住で、いずれもブリュッセルの地下鉄駅で爆発の被害に遭った。

 重傷の30代男性は、生命保険協会(東京都)から国際保険協会連盟に出向中の滝田祐さん。けがの詳しい状況は不明だが、病院で治療を受けている。

 ブリュッセル郊外の病院によると、日本人男性1人がテロで意識不明の重体となり、集中治療室で治療中。この男性が滝田さんかどうかは不明だが、別の政府関係者は、日本人負傷者の情報は23日時点で2人だけとしている。

 また、軽傷の男性は現地の旅行代理店の社員日野実さん(53)で、爆発時は出勤中だった。