上海列車事故から28年となり、高知学芸高で営まれた慰霊式=24日午前、高知市
共同通信社

 私立高知学芸高(高知市)の生徒ら28人が修学旅行先の中国・上海で死亡した1988年3月の列車衝突事故から28年となる24日、同校で慰霊式が営まれ、今も癒えぬ悲しみを負った遺族らが、生徒らの死を悼んだ。

 黙とうの後、橋本和紀校長が「亡くなった方の夢や希望に思いをはせる時、痛恨の情にたえない。28人の皆さまに深くおわび申し上げる」とあいさつ。参列者は、正門脇の慰霊碑「永遠の碑」に次々と献花し、手を合わせた。学校によると、遺族や卒業生、在校生ら約400人が参列した。

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