【ワシントン時事】米大統領選の共和党指名争いの首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は23日放送の米メディアのインタビューで、過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦について「核兵器が最後の手段だ」と述べ、大統領に就任すれば戦術核兵器の使用も否定するつもりはないと語った。

 トランプ氏はこの中で「私はどのような可能性も排除しない。たとえそのつもりがなくても、そうは言いたくない」と指摘。「(大統領には)予測不可能な部分が必要だ。ISには米国が使うかもしれないと思っていてほしい。私がどう考えているか敵に知られたくない」と強調した。