オンキヨー、DTS:XやDolby Atmosに対応した7.2ch AVレシーバー | ニコニコニュース

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オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは3月24日、DTS:XやDolby Atmosに対応するオンキヨーブランドのAVレシーバー「TX-RZ810(B)」を発表した。発売は4月下旬で、価格は128,000円(税別)。

TX-RZ810(B)は、Dolby Atmosに対応したAVレシーバー。DTS:Xは、2016年8月下旬のファームウェアアップデートでサポートする予定だ。DACチップは旭化成エレクトロニクス製でPCM 384kHz/32bitやDSD 11.2MHzに対応。WAV、FLAC、AIFF、Apple Lossless、DSDなどのハイレゾ音源を再生できる。

8基のHDMI入力と2基のHDMI出力を備え、HDCP2.2準拠の4K/60p映像、Ultra HD Blu-ray規格のHDR映像、BT.2020などに対応。1080pの映像を4K解像度にアップスケーリングする「Super Resolution」機能も搭載する。4K映像のパススルー出力も可能。

アンプ部は「Dynamic Audio Amplification」コンセプトに基づいて設計。独自の電源トランスや大容量コンデンサの開発により、瞬時電流供給能力を高めている。独自開発のフィルタ回路「VLSC」では、デジタル音声信号をD/A変換する際に発生するノイズを除去し、マルチチャンネル再生の空間表現力も向上している。

付属の測定マイクを使用して、スピーカーの数や視聴する位置からの距離、低音の調整、クロスオーバー周波数などを自動的に測定して設定を最適化する音場設定機能「AccuEQ Room Calibration」を搭載。そのほかにも、イネーブルドスピーカーによる天井からの反射音と直接聴こえる音の間に生じる位相ズレを補正する「AccuReflex」などを搭載する。

定格出力は130Wで、実用最大出力は215W。音声入力端子は光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ×7(フォノ×1を含む)。音声出力端子はアナログ×2、ヘッドホン×1、サブウーファー×2、7chプリアウト×1。映像入力端子はコンポーネント×2、コンポジット×2。

無線LANは5GHz帯のIEEE802.11a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、Bluetooth 2.1をサポート。10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LAN×1、USB×1も備える。AM/FMチューナーを内蔵し、インターネットラジオ「Radiko.jp」などにも対応。2016年7月下旬のファームウェアアップデートでGoogle Castも利用可能になり、対応の音楽アプリからTX-RZ810(B)に音楽を送信できる。本体サイズはW435×D395×H201.5mm、重量は14kg。

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