【ワシントン共同】ジカ熱に感染した妊婦から小頭症の子どもが生まれたのは、妊婦が妊娠4カ月前後に発症したことと関係が深そうだとする研究成果を、英オックスフォード大などのチームが25日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 チームは、2015年11月から16年1月にブラジルで報告され、妊婦のジカ熱感染で赤ちゃんが小頭症になったとみられる1118のケースを分析。すると妊娠17週目ごろに発症した場合は小頭症の危険が高いことが分かった。ただ「因果関係はまだ分からない」としている。

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