記者の質問に答える自民党の谷垣幹事長=25日午前、国会
共同通信社

 自民党の谷垣禎一幹事長は25日の記者会見で、同党の大西英男衆院議員(東京16区)が「みこさんのくせになんだ」と女性蔑視とも受け取られかねない発言をしたことに関し「意味不明であり、誠に不適切な発言だ」と批判した。

 同時に「われわれは公人で、私人として言いたいことを言っていれば済む立場ではない。発言がどう世間に受け止められるか配慮しなければならない」と強調した。

 二階俊博総務会長は会見で「国会議員は発言、行動を自ら戒めるべきだ」と指摘。小此木八郎国対委員長代理も会見で「はばかり、恥じらいといった気持ちをまず人間として持つことが必要だ」と苦言を呈した。