大ケガ克服したバルサMFラフィーニャ「クラブへの恩はサッカーで返す」 | ニコニコニュース

バルセロナに所属するMFラフィーニャ [写真]=Getty Images
サッカーキング

 代表ウィークによる中断期間を経て行われるリーガ・エスパニョーラ次節で、待望の復帰が期待されているバルセロナのブラジル代表MFラフィーニャが、久々の実戦を前にした心境を述べた。

 昨年9月16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節のローマ戦で、右ひざの前十字じん帯断裂という重傷を負ったラフィーニャ。長いリハビリ期間を経て今月17日に出場許可が下りた時の率直な気持ちを表した。

「出場許可を貰った時は、このうえない幸せを感じると同時に、肩の荷が下りた気分だった」

 ラフィーニャはまた、自分が大ケガをしたにも係らず、昨年11月に2020年6月末まで4年間の契約延長を結んでくれたバルセロナへの感謝の意を示した。

「バルセロナは大ケガをした自分と契約を延長してくれた。そのお陰で安心してリハビリに集中することができた。クラブへの恩はフットボールで返すつもりだ」

 一方、ラフィーニャの兄であるバイエルン所属のスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラも、クラブでも代表でも別々のキャリアを歩んでいる弟の大怪ケガ克服を喜んでいる。

「ラフィーニャが大ケガを負った時、自分は長男として気丈に振る舞いながら勇気付けようとしたが、世界が沈んで行くような悲しい気分に苛まれた。だが、もうそれも過去の話だ。彼は充実したリハビリを経て、前よりも更に強くなって戻って来た」