「お尻に見える」と話題の世界最大の航空機 完成してもお尻のよう | ニコニコニュース

正面から見た「AIRLANDER 10」。見事な曲線だ……(AIRLANDER公式サイトより)
ねとらぼ

 全長92メートルという世界最大の航空機「AIRLANDER 10」が最終組立を終え、英ロンドン北部の格納庫で宙に吊るされた状態で公開されました。実は同機は完成前から船体が「お尻に見える」と話題になっていたのですが、完成した姿もやはり正面から見るとプリンプリン。大きさとは別の衝撃を与えてくれます。

【夕焼けに浮かぶ銀のお尻】

 「AIRLANDER 10」は、飛行機とヘリコプターの特性を飛行船に組み合わせた航空機。ヘリウムガスで高度6100メートルまで上昇し、最大積載量は1万キログラム、1度に5日間飛べる(無人だと2週間以上)というハイスペックです。特徴的なのは船体の形。横から見ると縦方向へ上反りの楕円形となっており、空気力学によって機体の上昇力が40%アップ。さらに前後に複数ある空気房で機体に圧力制御をもたらしています。

 そんな飛行性能を高める船体のフォルムですが、正面からだとお尻に見えてしまうという意見がネットで続出。海外では、雑誌「PLAYBOY」でヌードも披露した米モデル、キム・カーダシアンのお尻を思い出す人々が現れました。日本でもテレビで放映されていた同機に、つい肌色を着けてTwitterに投稿してしまう人も……これはしょうがない。

 公式サイトでは「AIRLANDER 10」の飛行テストの様子も公開中。夕焼けの中を銀のお尻がゆっくり迫ってくる光景が神々しいです。飛行船の機能美とお尻の機能美が偶然に一致した自然界の神秘。今後さまざまな土地で浮かぶ姿が楽しみです。