昨年9月に白紙撤回された2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレム選定で、大会組織委員会が4月25日にも新たなエンブレムを発表する方向で調整していることが25日、複数の関係者への取材で明らかになった。選定する組織委エンブレム委員会の宮田亮平委員長(東京芸術大学長)は、これまで発表時期を「春ごろ」として明言していなかった。

 四つに絞り込んだ最終候補作品の商標調査と商標登録の出願手続きを進めており、国民の意見を募るための一般公開は4月8日を目指しているという。インターネットやはがきで10日間ほど意見を受け付け、最終審査の参考にする。

全文を表示