コンビニの種類によって、集まる虫も違う―。津市の中学生、西川充希君(13)が昨年の夏休みの自由研究で、自宅の半径10キロ圏内にあるコンビニ39店舗を調べ、照明の違いが原因となっていることを突き止めた。研究をサポートした三重県総合博物館(みえむ)の学芸員大島康宏さん(38)は「身近な疑問を突き詰める姿勢が素晴らしい」と高く評価している。

 充希君は27日、大阪府内で開かれた日本昆虫学会と日本応用動物昆虫学会の合同大会で、研究成果をまとめたポスターを発表した。

 昨年6月、父親が「コンビニで車に付いてきた」とゴマダラカミキリを持ち帰ったのが研究を始めるきっかけ。

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