【ワシントン、北京、ソウル共同】日本の安全保障関連法施行を歓迎する米政府は、日本の軍事的役割の拡大に期待し、米軍と自衛隊との共同訓練や警戒監視を積極的に行う構えだ。対照的に周辺国は、軍事的一体化を進める日米に警戒感を示している。中国外務省の洪磊副報道局長は28日「歴史の教訓をくみ取り、平和発展の道を歩むことを希望する」と日本をけん制した。

 カーター米国防長官は今月17日の上院公聴会で、安保法施行によって「日本は米国との訓練や共同監視活動を増やすことを検討している」と言明。

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