アイフォーンのロック解除要請を拒否したアップル支持を、アップルストア前で表明する活動家ら=2月23日、米ロサンゼルス(UPI=共同)
共同通信社

 【ニューヨーク共同】米連邦捜査局(FBI)が、カリフォルニア州で起きた銃乱射テロの容疑者が使っていたアップルのiPhone(アイフォーン)のロック機能の解除に成功したことが28日、連邦裁判所の資料で分かった。

 アップルが個人情報保護を理由に解除ソフトの作成を拒む中、FBIはアップルの協力を得ずに解除した。解除をめぐる法廷での争いは終結する見通しとなった。ただ、犯罪捜査と個人情報保護のどちらが優先されるかといった問題は日本でも議論を呼びそうだ。