年の差恋愛のメリット・デメリット3つ | ニコニコニュース

Laurier(ローリエ)

最近は10~20歳も年上の男性とでも全然交際できる! という女子が急増しているとか。日本の経済状況も不安定な昨今、同年代の男の子はフリーターも多いし、正社員でもブラック企業勤めで残業代も出ないし手取りも少ないし……それならもういっそのこと、お金に余裕のある40代以上の年上男性を狙っちゃおうかな?なんて考えている女子もいるはず。

でもちょっと待って。年の差恋愛ってホントのところどうなの? 巷でよく言われる年の差恋愛のメリットといえば、「経済力に余裕があるから高価なプレゼントをたくさんくれる」「知識も経験も豊富」「同年代の男子にはない包容力がある」「甘えさせてくれるし、ケンカにならない」あたりがよく聞かれるけれど、実際のところ、これらのメリットは本当なんでしょうか。

1.経済力


これは確かに若い子より余裕があります。30代後半から40代ともなれば、順調にステップアップしていれば会社内でも役職付になっていてもおかしくはないですからね。しかも、その年齢まで独身ということは、“独身貴族”の名の通り、かなり裕福な生活をしている人も多いはず。アクセサリーや服、バッグなど、高価なプレゼントをポンっとくれたり、高級レストランに連れて行ってくれたり、同年代男子にはとてもできない豪華な付き合い方ができるでしょう。
ただし、もし彼がバツありなどの場合、莫大な慰謝料や養育費を支払っていたりする場合も。また、ただ単にケチなだけのおじ様もいらっしゃいますので要注意。

2.知識と経験


10年も20年も長く人生経験を積んでいる相手は、その分知識も経験も豊富。特に、こちらが思いもよらなかった価値観を提示してくれたりして、とても新鮮な経験が出来ます。ただ単に知識を持っているだけじゃなくて、仕事や趣味や生き方に関して、深淵なる大人の考えを教えてくれるでしょう。同年代の男子にはない知性を感じて相手がとても魅力的に見えます。頭の良い人に憧れる女子にはむいているかも。
 ただし、時に過去の栄光にすがりついて自慢話ばかり繰り返す人も。「それもう話すの何十回目だよ……」とうんざりさせられることもあるかもしれないので気をつけて。

3.「包容力」と「ケンカにならない」について


10歳も20歳も年上の男性は、時に妹のように、時に娘のように、若いあなたをとても可愛がって大事にしてくれるでしょう。同年代の男子とではすぐにケンカになってしまうようなワガママでも、年上男性にとってはとても可愛く見えるもの。きっとニコニコ笑顔で許してくれちゃいますよ。

でもちょっと要注意。最初は大人の包容力を見せてくれる彼だけれど、だんだんお互いが慣れてくると、急に甘えてくることも。女性のワガママも聞いてくれはするけれど、彼のほうもだんだん「あれして、これして」とワガママになるのです。「男性はいつまでたっても子どものまま」というのは本当で、どれだけ年が上だとしても、女性に甘えずにはいられないのが男性。年上男性は年下彼女のことを子どものように可愛がるあまり、上から目線で言うことを聞かせようとしたり、よけいに束縛が激しかったりするかもしれません。

このように見てみると、ひとくちに年の差恋愛といっても、メリットとデメリットが表裏一体に存在するもの。合う人もいれば合わない人もいる、相手次第なところがあります。年の差は数あるポイントの一部分にしか過ぎないのです。「好きになる相手はいつもかなり年上の人」という人は、年の差で躊躇せずに大いにアタックしていただきたいですし、逆に、経済的なメリットだけで年上の相手を選んで深い仲になろうとすると、かえって束縛されたり、「こんなはずじゃなかった」と後悔することもあるかも。年が離れているから良い・悪いではなく、自分にとって居心地よくいられる相手かどうかで選ぶのが大切ですよ。


(林亮子)