人気カフェの経営者に転身した元カリスマバイヤーがリラックスモードなカジュアルを披露! | ニコニコニュース

掲載:mamagirl
エムオンプレス

フィレンツェの超有名セレクトショップのバイヤーからオーガニックカフェを複数展開する実業家へと大変身を遂げたワーキングマザーのファッションとは!?

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ファッションは出産してから180度変わった!


イタリアで開催される有名なファッションイベント時には世界中からバイヤー、メディアなどが集まりますが、そのほとんどの人たちがチェックしているフィレンツェの有名な高級セレクトショップ『LUISAVIAROMA』。そこで、バイヤーとして活躍していたのが、スウェーデン出身のFANNYさん(29歳)。3歳と1歳半の男の子を持つワーキングマザーです。隣に写っているのは、ご主人のCRISTIANOさん。

「子どもが生まれてからは180度洋服の趣味が変わったわ」というFANNYさん。


「仕事と公園にしか行ってないから、今は着心地のいい服以外は買う必要がないのよね」と、さらに元バイヤーとは思えぬ発言が飛び出してびっくり。

それでもハイウエストのデニムにボーダーTシャツをINで着るところ、そこにこのスーパーロングのカーディガンを合わせるというテクニックは、やはり素人では着こなせないチョイス。すべて『&OTHER STORIES』というスウェーデンブランドの服。ネットで購入しているのだとか。


「スウェーデンらしいシンプルなラインがそろってるのよ♪デニムは220ユーロくらい。トップスはそれぞれ60ユーロくらいかしら」。
足元にはアディダスのビンテージスニーカーをさりげなく合わせているのもかっこいい!!

子どもができたのをきっかけに、関心は「モードから食」へ転換!


元カリスマバイヤーとして働いていたということは、ファッションセンスはもちろん、広くトレンドをキャッチできるモード好きな女性である証拠。そんな彼女が、ショップのバイヤーをスパっと辞めてしまった理由とは?

「もともと夫が飲食業をしていたというのもあるけれど。子どもができたとわかったときから、自分の子どもが口にするであろうさまざまな食についての興味が突然わいてきたの。モードなんて全然そっちのけでね!」

そうしたわけで現在は、フィレンツェの中心地に3件のオーガニックカフェを経営し、自らも店舗に立っているというFANNYさん。子どもたちは保育園に預けているそう。

イタリアでは大勢のママたちが仕事をもっています。そんななかでベビーシッターさんや祖父母に送り迎えなどをお任せするのが主流。でも、「ベビーシッターさんは頼まずにできる限り自分たちで子どもたちを見たいの」と、FANNYさんは子どもたちを保育園に預けてから出勤。午後2時ごろまで店舗に立ち、その足で子どもたちを迎えに行きます。

「おばあさんには週一回だけお願いしているの。土曜は夫か私のどちらかが交代で見るのよ。仕事は仕事、親は親として自分たちのできることをしたいから!」

なんでしょう…29歳という若さで、このバイタリティーで、この情熱!私、反省しか生まれてきません。

とことんこだわる内装&メニュー♪

ご夫婦で3店舗経営する『SHAKE CAFE』 では内装はもちろんメニューにも高いこだわりをもっています。

オーガニックというだけでなく、鮮度を優先して輸送にかかる時間を最小限に抑えた“プロデュース0km”という素材を使っているのだとか。“プロデュース0km”とは、イタリアではポピュラーな単語で、環境にもやさしいというところがポイント。


地元の活性化、ローコスト、環境保護、オーガニックといった、食にこだわりをもつイタリア人たちにとって、まさにトレンド発信的なお店であることはいうまでもありません。

スムージーやサラダなどはもちろんですが、こちらのジュースも大人気。ミキサーよりもより素材の栄養価が損なわないといわれている遠心分離機を使用し、注文後その場でジュースにしてくれます。

衣食住の衣(衣服)から食(食事)中心に生活が変わったFANNYさん。これからの夢は?と聞くと


「今度はジュースバーを開きたいの。コールドプレスジュースを取り入れるために日々研究中なの!」

どこまでも進化し続けるママFANNYさん。いつか衣食住の住に中心が変わる日が来るかもしれませんね♪

撮影/DAIKI


(mamagirl)