戸次重幸、結婚後初主演ドラマに「自分でお尻を出すと言ってしまった」 | ニコニコニュース

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演劇ユニット・TEAM NACKSの戸次重幸が31日、都内銭湯で行われたテレビ東京系ドラマ『昼のセント酒』(4月9日スタート 毎週土曜24:20~)の会見に、共演の八木亜希子、柄本時生、廣田あいか(私立恵比寿中学)、金子大地と共に出席した。

同作は、人気漫画『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之のエッセイを原案に、平日の昼間から銭湯に入り、明るいうちから一杯飲むという大人の道楽を描く。戸次演じる内海孝之は広告会社の営業職だが成績は最下位で、唯一の楽しみが仕事をさぼって銭湯に入り、ビールを飲むこと、という設定。戸次の上司・堂園を八木、同僚を柄本、廣田、金子が演じる。戸次は2015年9月の結婚後、初のドラマ主演となる。

戸次は今回の役柄について「絶対に会社にいてはいけない人物だと思いながらやっています」と苦笑まじりに明かし、「悪気がないから、話し合いができないんですよね。そりゃあ、上司もイライラしちゃいますよ」と真面目な面を見せた。もし仕事をサボれるなら何をしたいか? という質問にも「ありえないでしょう。ドラマ撮影中にいなくなって銭湯行ってたら、役者生命終わりです! もう新聞に載りますよね」と、リアルな想像で笑いを誘った。もしも本当にサボれるなら、と入念に前置きをした上で「すぐに帰ってこられるように、近くの打ちっ放し」と、趣味のゴルフに絡めて回答した。

また、ドラマの見どころの一つとして戸次が毎回お尻を出すシーンが挙げられているが、実は「自分で言っちゃったんですよね」と明かした。「コメントを求められた日にちょうどお尻を出したカットを撮ったんですよね。OAされると思って、監督が第1話を編集する前に勝手に書いちゃったんです。僕が書いちゃったものだから、製作陣がやる気になっちゃって。自分から『監督、今日はお尻を出さなくて大丈夫ですか?』って、お尻を出さなきゃという妙な義務感でやっています」と語った。

戸次の上司役として、彼の「サボり」を怒る立場となる八木は「実は会社員の時はそういうタイプだったな」とフジテレビアナウンサー時代を振り返る。「取材の後、お昼が遅くなった時にみんなでとてもゆっくり食べてしまい、『お前はいつまでお昼ごはんを食べてるんだ』って怒られたりとか」とエピソードを披露した。

またドラマに絡めて「申し訳ない」エピソードを聞かれると、柄本は「コンタクトを忘れてしまって、今皆さんの顔が見えません」という事実を明かす。衣装用の度の入っていないメガネをかけているため、「皆さんの顔が見えなくて申し訳ない。椅子とかはなんとなく見えるんで」と謝罪し、役者陣も驚いていた。

現役アイドルでありながら、自身もアイドルファンとしてライブに通う廣田は「ファンとしていくと、レスをもらう確率が高かったり、CDを買うと一緒にお写真を撮れちゃったりとか、職業のせいで、ほかのファンの方よりも優遇されることが多いので、大変申し訳ないなと常に思っております」と、プライベートで感じる申し訳ないエピソードを話した。また、ドラマ初出演・初会見という金子は緊張した様子で「言葉が出てくるのが遅くて、大変申し訳ない」と初々しい姿を見せ、共演者から暖かい表情で見守られていた。