パルミラ復興へ国連に協力要請=内戦被害は「22.5兆円」―シリア大統領

 国営シリア通信(SANA)によると、シリアのアサド大統領は30日、国連など国際機関に対し、同国軍が過激派組織「イスラム国」(IS)から奪還した中部の遺跡都市パルミラの復興に向けた協力を要請した。ロイター通信が報じた。

 アサド大統領は国連の潘基文事務総長に宛てたメッセージで、事務総長がパルミラ奪還を歓迎したことに謝意を表明。「今こそ、力を合わせた対テロ戦争を加速させる最も適切な機会かもしれない」と強調した。