【閲覧注意】体内から体長5メートルのサナダムシが!! 中国の生肉愛食者を襲う、寄生虫の恐怖 | ニコニコニュース

45歳男性の体内から摘出されたサナダムシを持つ研究員
日刊サイゾー

 中国の食文化といえば、野菜ですら生では食べないイメージが強いが、日本食やローフードブームの影響もあり、肉や魚を生食する人も増え始めている。

 ところが、それに追いついていないのが食品衛生事情だ。中国ではここ最近、生食が原因で寄生虫に蝕まれたというニュースが相次いでいる。

 3月、広西チワン族自治区南寧市にある病院の研究室で撮影された写真が、反響を呼んだ。そこに写っているのは、椅子の上に立ち、両手を大きく上に挙げた女性研究員の姿だ。よく見ると、彼女の手元からは細長い麺状の物体が垂れている。実はこれ、体長5メートルの巨大なサナダムシ。生魚や生肉を好んで食べていた45歳男性の体から摘出されたものだという。

 こうした寄生虫は、脳に達することもある。

 3月23日付の「人民網」によると、安徽省の病院で、19歳の少年の脳内からマンソン裂頭条虫と呼ばれる寄生虫が発見された。彼は13歳の時から、頭痛や精神疾患などの症状にさいなまれてきたという。

 また、1月24日付の「南方都市報」によると、原因不明の全身痛を訴えて病院に駆け込んだ23歳の女性を、頭部MRIと全身CTスキャンで検査したところ、大脳から顔、太ももに至るまで、全身にびっしりと寄生虫が巣食っていることが判明した。彼女は、子どものころから日常的に豚肉を生で食べていたという。

 中国での生食行為を「自殺行為」と話すのは、現地で日本料理店を営む男性だ。

「最近では、中国人経営の普通の料理店で刺し身を出すところもあるし、ユッケを出す焼肉店もありますが、私は絶対食べませんね。市場で買った肉や魚を切ったら、中から寄生虫がウヨウヨ出てきたなんてことは、日常茶飯事。やはり中国では、しっかり加熱調理したものを食べるに限ります」

 飯を食ったつもりが虫に食われたのでは、笑い話にもなるまい。