『LoL』の“マイケル・ジョーダン”Faker選手【プロゲーマースポットライト】 | ニコニコニュース

『LoL』の“マイケル・ジョーダン”Faker選手【プロゲーマースポットライト】
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<UL><I>連載「プロゲーマースポットライト」では、大きな盛り上がりを見せるe-Sportsシーンにおいて、今最も注目すべきプロゲーマーを編集部がピックアップして徹底紹介するコーナーです。実力派のプレイヤーから人気者のカリスマプレイヤーまで、ゲームカテゴリや国籍問わず、様々な注目選手を取り上げていきます。</I></UL>


Faker(Lee Sang-hyeok)選手は、1996年5月7日生まれ、韓国在住の『リーグ・オブ・レジェンド』で最も有名なプレイヤー。所属チームはSK Telecom T1、メインレーンはMid。

2013年4月3日から開催されたOLYMPUS Champions Spring 2013で、SK Telecom T1 2のMidレーナーとして、Impact、Bengi、Piglet、PoohManDuとともに出場し、3位入賞を果たす。2013年6月24日から開催されたAMD-INVEN GamExperienceでも3位入賞。セカンドチームとして出場したものの、ファーストチームよりも遥かに好成績を収める。

2013年7月3日から開催のHOT6iX Champions Summer 2013以降、Fakerの所属するSK Telecom T1 2は、多くの大会で優勝を収める強力なチームへと成長し、Season 3 World Championshipでは優勝を飾り、ワールドチャンピオンとなる。

2014年の11月にはSK Telecom T1が1チーム体勢になる事を発表、同年12月には他のメンバーとともにFakerが起用。2015年も多くの大会で優勝し、2015 World Championshipで2度目のワールドチャンピオンを獲得。

■プレイスタイル

類を見ないほどアグレッシブで、かつチャンピオンプールが幅広く、各チャンピオンについても深い知識を持っている。そのため、多くのプロシーンでも見られないようなPickを行い、それがメタ・カウンターとして定着することもあるが、Fakerの知識と技術、チームコンプなどの理由によりプレイが可能なだけということもあり、一般的なプレイヤーでは使用するのが難しい場合も多々ある。

主にLeBlanc、Fizz、Zed、Ahri、Oriannaを好んでプレイするが、執筆時点の2016年のスタッツでは、Luluが使用率1位。

海外メディアによるFaker選手の特集映像


■戦績

2013年6月5日 OLYMPUS Champions Spring 2013: 3位


2013年6月29日 AMD-INVEN GamExperience: セミファイナリスト
2013年8月31日 HOT6iX Champions Summer 2013: 1位
2013年9月7日 Season 3 Korea Regional Finals: 1位
2013年10月4日 Season 3 World Championship: 1位

2014年1月25日 PANDORA.TV Champions Winter 2013-2014: 1位


2014年5月11日 All-Star Paris 2014: 1位
2014年5月14日 bigfile NLB Spring 2014: 3位
2014年6月8日 SK Telecom LTE-A LoL Masters 2014: 2位
2014年8月9日 ITENJOY NLB Summer 2014: 1位
2014年8月30日 2014 Season Korea Regional Finals: 2位

2015年5月2日 SBENU Champions Spring 2015: 1位


2015年5月10日 2015 Mid-Season Inviteational: 2位
2015年8月29日 SBENU Champions Summer 2015: 1位
2015年10月31日 2015 Season World Championship: 1位
2015年11月13日 2015 LoL KeSPA Cup: セミファイナリスト
2015年12月10日 All-Star Los Angeles 2015 - Pick 10: 2位
2015年12月13日 All-Star Los Angeles 2015 - Assassin Mode: 1位
2015年12月13日 All-Star Los Angeles 2015 - All-Star All-Stars: 2位
2015年12月13日 All-Star Los Angeles 2015 - Regiaonal Match Playoffs: 1位
2015年12月13日 All-Star Los Angeles 2015: 1位

2016年3月6日 IEM Season X - World Championship: 1位

■トリビア

Riot GamesのVice President、Dustin BeckにLoL界のマイケル・ジョーダンとプレスカンファレンスで紹介された。また、多くのLoLプレイヤーやe-Sportsジャーナリストが、LoL界のリオネル・メッシとも呼んでいる。Riven、VarusといったTopやADCチャンピオンをMidでPickするという、メタを多く生み出している。Fakerを倒すだけのために、序盤に全員でGankを決めたり、Midに2人配置するといった対策が取られることもあった。RankedではFakerを倒すだけのために、ひたすらMidのみを狙うというプレイをされることも。直近では、LCK Spring 2015でNaJin e-mFire相手にPenta Killを達成。2013年にKorean e-Sports AwardsのベストMidレーナー賞を受賞。2015 World Championshipの選手紹介で取った行動が全世界でネタにされ、コラージュ画像や動画が大量に作成された。

(おまけ)韓国の上位プレイヤーがRankedでプレイするも、運悪く相手がSK Telecom T1のメンバーで揃っていた場合


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