女性問題で欧米販売が中止になった『DOAX3』が海外通販サイトで爆売れ!! | ニコニコニュース

『DEAD OR ALIVE Xtreme3』公式サイトより。
おたぽる

『DEAD OR ALIVE』(以下『DOA』)シリーズのナンバリングタイトル、PlayStation4/PlayStationVita用バカンスゲーム『DEAD OR ALIVE Xtreme 3』(以下『DOAX3』/ともにコーエーテクモゲームス)が海外で異例の売上を記録していると話題になっている。しかし、このゲームはさまざまな観点から、欧米での発売が中止になったとの情報(http://otapol.jp/2015/11/post-4774_entry.html)もあったが、一体どういうことなのか。

『DOA』は、1996年にアーケードの対戦型格闘ゲームとして誕生。登場キャラクターの女性が可愛らしすぎることで人気に火がつき、女性キャラクターのみが登場するナンバリングタイトルも多く作られることに。それからは「格闘ゲームなのにエロゲーにしかみえない」「ナンバリングは普通にエロゲーだろ」「これはけしからん」と大絶賛を浴びながら、次々と続編が制作されていった。

 その中でも特に、金髪・貧乳・ロリだけど大人の事情から設定年齢18歳のキャラクター、マリー・ローズは国内外で大人気となり、海外ファンも「マリーはなんてカワイイんだよ」「さすが日本のキャラだぜ」「マリー・ローズは宇宙からの贈り物だ」と大興奮。しかし一方で「彼女が18歳? 13歳じゃないのか?」「子供に興奮するなんて気持ち悪い人たち」「このゲームは女性を侮辱しているわ」と、海外の女性などから猛烈な批判が起こった。

 そして今回、そういったことを配慮してか『DOA』シリーズの新作ゲーム、『DOAX3』は欧米で販売されないこととなっていた。このことに欧米のゲーマーは「クソったれの人権団体どもめ!」「アメリカ人として生まれたことを初めて恨んだぜ」と絶望し、中には「100万ドルで販売権を買わせてくれ! これは本気だ、このゲームにはそれだけの価値があるんだ」という北米のゲームメーカーっぽい人まで現れる騒ぎとなった。それでもコーエーテクモは『DOAX3』の欧米販売には慎重な姿勢を続けていた。

 しかし、この度海外のニュースサイト「Dual SHOCKERS」によると、香港に拠点を置く海外通販サイト「プレイアジア」での『DOAX3』販売数が、これまで販売・予約注文数トップの『週刊少年ジャンプ』(集英社)キャラクターが登場するゲーム『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』(バンダイナムコゲームス)の記録を破り、過去最高を記録したのだという。このサイトではアジア、ヨーロッパ、そして『DOAX3』の販売がされていない北アメリカに、英語字幕がついたアジアのゲームを届けているとのことだ。

 このニュースに海外のゲームオタクは「ただ一言いおう…Wow」「これからも日本のゲームが英語字幕付きで販売されるのを願っているよ」「素晴らしいニュースだ! サンキュー! プレイアジア!」「ヘイトグループがどれだけバカだったかわかるニュースだな」「新記録か。美少女の水着を見ることに必死なやつ多すぎるだろ!」「SJWザマああああああ」と、多くの反響が起こった。“SJW”とは「Social Justice Warrior(社会正義を守る戦士)」のことで、この団体が『DOAX3』の欧米販売に待ったをかけたと海外サイトでは噂になっている。

 そして日本でも「海外のおまえらキモすぎwww」「フェミニストはホントに害悪ってことだな」「エロの力恐るべし」「いやぁ、XboxOneで販売してたらDL版爆売れだったね。残念残念」「もともとアメリカでこのシリーズは人気だったし妥当だな」との声が上がった。

 正式販売がされなかったことから、このような異例ともいえる記録を打ち出したとも言えるのだが、それにしてもエロの力は凄まじい。しかし次の『DOA』シリーズ最新作も、欧米での販売は中止になってしまうのだろうか。日本では人気グラビアイドルの倉持由香も「マリープロは天使」「女体の美しさを表現したくてこの世界に入ったので、いつかはグラビアを制作する側に行きたいなぁとDOAX3 をプレイして改めて思いました。女体はいいぞ…」と同作のファンを公言するなど、女性からも人気な作品なのだから、“海外のおまえら”のためにもフィクションくらいは多めに見てやってもらいたいものだ。