仮処分申請の抗告審で差し止めが認められず、「不当決定」「私達は屈しない」の垂れ幕を掲げる弁護士ら=宮崎市で2016年4月6日午前10時37分、矢頭智剛撮影
毎日新聞

 九州電力川内原発1、2号機の運転差し止めの仮処分を地元住民らが求めた即時抗告審で、福岡高裁宮崎支部(西川知一郎裁判長)は6日、同原発が「新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断が不合理とはいえない」として、住民側の申し立てを棄却する決定を出した。住民側は抗告し最高裁の判断を仰ぐか検討する。

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