【サンパウロ時事】五輪を控えるブラジルのリオデジャネイロで５日、アパートのガス爆発があり、５人が死亡、９人が負傷した。消防当局は、配管から漏れたガスに何らかの理由で引火したとみて調べている。
地元メディアによると、５階建てアパートの１階で爆発があり、複数の部屋で壁や窓ガラスなどが激しく吹き飛んだ。行政当局は付近の住民に避難を呼び掛けているが、「建物崩壊の恐れはない」と説明している。
アパートでは「ガス漏れの臭いがひどい」とたびたび苦情が寄せられていた。地元ガス会社は３月、アパートを訪れて調査したが「問題はない」と結論付けていた。