Mummy-D、村上虹郎が留学を志す若者へエール! | ニコニコニュース

村上虹郎が夢と現実の間で悩む若者を演じる
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文部科学省は、官民協働の海外留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」のプロモーションの一環として、キャンペーンの趣旨に賛同した支援企業から寄贈されたWEBムービー「Dear Father」を、4月7日(木)より公式サイトにて公開する。

【写真を見る】Mummy-D“オヤジの背中”に村上は何を思う?

「トビタテ!留学JAPAN」は、将来の日本を担う志ある学生が、海外留学に一歩を踏み出す気運を醸成することを目的に、文科省が'13年10月より開始した留学促進キャンペーン。

政府だけでなく、官民協働で「グローバル人材育成のためのコミュニティー」を形成し、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までの7年間で、海外に留学する高校・大学生を倍増させる」という目標達成を目指している。

今回公開されるWEBムービー「Dear Father」は、“留学に関心はあっても思い切って一歩踏み出すことができない学生”の背中を押し、“保護者をはじめ日本社会全体”の留学に対する理解促進および「トビタテ!留学JAPAN」の認知拡大を目的に制作された作品だ。

軸となるのは「理想と現実のギャップに悩み、迷う。その結果、留学という新たな一歩を踏み出す決意をする息子とその父親のリアルな会話」。言葉を紡ぎ、描く、音楽スタイル「ラップ」を採用することで、メッセージ性の強い対話をより印象的に描く。

そんな、親の気持ちを察しつつも、自分なりの挑戦をしてみたい息子役には、注目の若手俳優・村上虹郎を起用。(息子に)工場を継いでほしい気持ちと、同じ苦労はさせたくない気持ちを併せ持つ父親役で、今回のリリックを書いたヒップホップグループ・RHYMESTERのMummy-Dが出演している。

留学がきっかけとなって紡ぎ出される“親子の普遍的な物語”を、熱く真剣にドラマ化した本作。本音をぶつけ合い、次第に理解し合っていく2人の姿を通じ、留学への思いや決意を伝える大切さを表現する。

そのストーリーは、父(Mummy-D)の大学進学の勧めを受け、父が経営する金属加工会社(町工場)を継ぐために、自分のやりたいことを我慢し、地元の工業大学への進学を決めた高校3年生の息子・ケンジ(村上)。

息子にいろいろな可能性を残してやりたくて、余裕があるわけではないが、息子の興味のある勉強をさせるために、大学進学を勧めた父親。

一度は地元の工学部の受験を決意したものの、建築家になるためにニューヨークへ留学したいという夢を捨て切れない息子は、工学部受験の前日に父親にその思いを告白。

留学がきっかけとなって紡ぎ出される、親子の普遍的な物語は、夕暮れ時の工場で、息子の思いと父の思いが交錯し、ぶつかり、理解し合っていく…。

Mummy-Dは「親子が『ラップ』という形式を取って互いの本音をやりとりし合うというシナリオを見せていただき、ラップを本職とする身として、これは絶対カッコイイものになる、いや、しないとマズイと思い、一念発起しました。また私生活でも二児の父親であり、若い世代を応援したいという気持ちもありました」と、“父親心”をコメント。

一方、村上は「留学を志している方たちのお役に立てるなら喜んでと思い、今回出演を決めました。本編で描かれているような、親父や母親に対して抱く息子目線の感情には、僕自身も身に覚えがあるものだったので、素直に演じることができました」とアピールした。