萬田久子&東貴博「和風コンサート」で涙、豆助も登場 | ニコニコニュース

「和風総本家コンサート」で演奏する三味線奏者の上妻宏光と、KOBUDO-古武道-
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3月31日に、東京・浅草公会堂で「和風総本家コンサート in 浅草」が開催された。

【写真を見る】コンサートに駆け付けたレギュラーの萬田久子、東貴博、増田和也アナ

本コンサートは、バラエティー番組「和風総本家」(毎週木曜夜9:00-9:54ほか、テレビ東京系ほか)のテーマ曲「縁の詩(えにしのうた)」を担当する三味線プレーヤー・上妻宏光と、挿入歌「一心」などを制作したKOBUDO-古武道-が出演するイベント。

KOBUDO-古武道-は尺八担当・藤原道山、チェロ担当・古川展生、ピアノ担当・妹尾武からなる3人組演奏ユニットだ。

4人の演奏とともに、番組に登場した職人や美しい日本の風景の映像が流れ、満員の観客は“和風総本家の世界”にどっぷりと浸った。

会場には、番組レギュラーの萬田久子、東貴博、増田和也アナも駆け付け、楽曲やアーティストの紹介をしながら軽快なトークでコンサートを盛り上げた。

本番前から「和風コンサートは泣ける」と宣言していた萬田と東は、この日も演奏と映像のコラボに、人目をはばからず涙。隣に立つ増田アナも鼻をすすり、涙をこらえるようなしぐさを見せた。

東が「なんでだろう? 泣けちゃうんだよ~」と涙を拭うと、萬田は「(番組の放送している)9年間のいろんなことがよみがえってくるんだよね。地井(武男)さんが番組にいたことも思い出される」と目頭を押さえた。レギュラー3人の番組愛と、かつての共演者・地井武男さんへの思いが音楽によってあふれ出した様子だった。

しかし、途中、ドイツを中心に活躍する和太鼓奏者・TAKUYAがゲストとして登場すると湿っぽい空気は一変。萬田は、TAKUYAの演奏だけでなく、端正な顔立ちと鍛え上げられた肉体に「女を口説くなら和太鼓ね」とウットリとした表情でぼやき、会場を笑わせた。

さらに、増田アナが「番組の主役」と胸を張る、番組の看板犬・17代目豆助がサプライズ登場。4月7日の放送で初お披露目となった17代目を、先行して観客に公開した。モニターにドッグトレーナーに抱かれる柴犬の赤ちゃん・豆助の顔が映し出されると、あまりのかわいさに来場者は「くう~!」と、声にならない声でもん絶。東が抱っこをすると、ジャケットのボタンをかじってしまうなど、愛らしい動きに会場全体がこの日一番の癒やしを堪能した。

コンサート終演後、上妻は「番組のファンの方から『あの曲が聞けて良かったよ』と声を掛けていただくと、よりアナログな人と人のつながりを感じられました」とコメント。

藤原は「普段は番組のシーンに合った音楽を一方的に伝えていますが、きょうはお客さまから返ってくるものがある。それが自分の中で大きかったです」と笑顔で振り返った。