10日午前4時15分ごろ、大阪府羽曳野市駒ケ谷の近鉄南大阪線の踏切付近で、始発前に線路の点検をする列車が、コンクリートブロックの入ったランドセルに接触した。けが人はいなかった。府警羽曳野署は悪質ないたずらの可能性があるとみて、列車往来危険や威力業務妨害の疑いで調べている。

 羽曳野署によると、現場は遮断機と警報機付きの踏切付近で、人通りはほとんどないという。線路上に赤色のランドセルが放置され、中には重さ4.7キロのコンクリートブロックが入っていた。