高橋みなみ、AKB48卒業後“初仕事”で見せた司会ぶり ソロとしての今後に期待 | ニコニコニュース

「GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER」の司会を務めた高橋みなみ(C)モデルプレス
モデルプレス

【高橋みなみ/モデルプレス=4月11日】8日に10年間総監督として率いてきたAKB48グループを卒業した高橋みなみ。卒業後の初仕事は、翌日に東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催されたファッション&音楽イベント「GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER」でのMC。卒業後の活動も気になる高橋だが、その司会ぶりは堂々としたものだった。

【さらに写真を見る】高橋みなみ、走り続けた3775日のAKB48人生「やり残したことはありません」<卒業公演レポ&セットリスト>

◆緊張も堂々観客煽る

共に司会を務めたのは同イベント司会常連のお笑いコンビ南海キャンディーズの山里亮太。

開幕当初は「緊張して禿げそうです!」と会場中に集まった女子を前に落ち着かない様子の高橋だったが、観客を盛り上げる場面では、「皆さん!最後まで盛り上がる準備出来てますか~!?」と盛大に煽り。AKB48で鍛えたさすがの声量で会場のボルテージを一気に引き上げると、山里は「やっぱり違いますね、本物は!」と唸った。

◆南キャン山里と息ぴったり

高橋はその後も順調にイベントを進行。イケメンがステージに勢揃いするとすぐに一緒に退場しようとする山里のボケにしっかりと毎回ツッコミを入れステージに引きとめるなど、息ぴったりの掛け合いで沸かせた。

◆アツい人柄がにじみ出る司会ぶり

際立ったのは、そのアツい人柄。

映画「アイアムアヒーロー」のコラボステージではキャストの大泉洋、長澤まさみ、有村架純が登場した場面では、3人を前に試写の感想を熱弁。劇中に登場する“高飛びZQN”のモノマネを披露し、大泉を喜ばせたかと思うと、3人がステージをはけた後も「本当に今まで観た映画の中で一番と言っていいくらい面白かったんです!」と相当な同映画へのハマりようで、魅力を語り尽くせていない様子だった。

またいくつかのオーディションのグランプリ発表機会ともなった同イベントだが、自身もデビュー当時のオーディション選考に思いを馳せ、共感。その語り口調のアツさは、突き抜けているものがあり、誠実な性格がにじみ出ているようだった。

◆恋愛トーク&イジられキャラクターも武器

さらに卒業により“恋愛解禁”。婚活マッチングサービスを紹介するステージではモデルのダレノガレ明美に譲れない男性の条件を明かすなど、赤裸々な恋愛トークでも盛り上げた。

小嶋陽菜がサプライズ登場したステージでは、小嶋のモデルとしての圧巻のオーラを褒め称えた後、山里に促されモデルがランウェイで披露する定番のポーズである投げキッスにトライ。微妙な反応の会場の様子に小嶋からは「たかみなのファンですら反応しないじゃん」とツッコミを受けるなど、元々の愛されイジられキャラクターも発揮していた。

◆秀逸なコメント力…幅広い舞台での活躍に期待

在籍時からそのスピーチには定評があり、予期せぬ不運やサプライズが起こった直後でもブレないコメントには、ファンから感嘆の声が上がっていた高橋。

安定感のあるトークで無事にイベントを終え、グランドフィナーレでは「緊張しましたけど、やっぱり一日を通してガルアワの熱気に触れまして、より一層頑張ろうって気持ちになりました!」と今後の活動に向けて改めて意気込み。

国民的グループを率いてきた彼女はソロになっても歌手としてだけでなく、様々な舞台で活躍していくだろうと確信した“初仕事”だった。

◆テーマは「Daydreaming Outfitters」

「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」というスローガンのもと、2010年から年2回のペースで実施してきた「GirlsAward」。13回目となる今回は「Daydreaming Outfitters」をテーマに、ファッションショーでは菜々緒、中村アン、森星、マギーらトップモデルが続々ランウェイ。また女優の武井咲が初登場したほか、映画『アイアムヒーロー』の公開に先駆けて大泉洋、有村架純、長澤まさみら、アーティストLIVEでは乃木坂46、欅坂46、PKCZ(R)らが豪華にステージを彩った。(modelpress編集部)