なるほど…は厳禁!ベテラン社員も勘違い「間違えやすい敬語」7つ | ニコニコニュース

美レンジャー

私たちが使っている敬語の中には、一見丁寧な印象を受けるけれど、敬語として間違った使い方をしているものがあり、社会人をもう何年も経験しているようなベテランの先輩も、誤りに気付かないまま使っていることがあります。

そんな“丁寧な感じがするのに間違っている敬語”のフレーズついて、7つの例をご紹介します。

■1:了解しました

クライアントやお客様との受け答え、上司との会話でつい言いがちなのがこの言葉。「了解しました」はかしこまったように聞こえますが、実はカジュアルな言い方です。

相手が話している内容を理解したときや何か頼まれたときは、「かしこまりました」や「承りました」「承知しました」を使いましょう。

■2:すいません/すみません

お礼を言うときや謝るときに使うだけでなく、文章の最初につけても“さまになる”便利な言葉が「すみません」。敬語にあまり慣れていない人でも使いやすいかもしれませんが、敬語としては決して最適なフレーズとは言えません。

感謝を伝えるなら「ありがとうございます」、詫びるなら「申し訳ございません」、文章の最初につけるなら「恐れ入りますが」をマスターしましょう。

■3:なるほど

相槌を打つときに使いたくなる「なるほど」は、目上の人に対して使う言葉ではありません。同感するのなら「おっしゃる通りですね」が正しい敬語です。

■4:ご苦労様です

これは目上の人から目下の人に使う言葉のため、ビジネス相手などに使うのはNG。「お疲れ様です」なら、目上の人や上司などに使ってもOKです。

■5:お休みをいただいております

仕事で休暇を取ったときに言いがちなフレーズですが、自分の会社に対してへりくだり、自社に対する敬語を社外の人に使っているためNGな言い方です。「お休みを取っております」が正しい言い方です。

■6:よろしかったでしょうか?

間違ったまま使い続けている人が多いのが、この言い方。「~だった」と過去形にする必要はなく、シンプルに「よろしいですか?」と伝えましょう。

■7:とんでもございません

あまり知られていませんが、「とんでもない」は一つの言葉なので、「とんでもないです」や「とんでもないことでございます」と使うのが、本来の正しい言い方です。

敬語を誤って覚えてそのまま使い続けていては、赤っ恥をかくだけです。社会人経験が浅い方もそうでない方も、ぜひこの機会に改めてみましょう。