ダンブルドアも力なき若者だった…『ハリポタ』原作者が新作主人公との関係明かす | ニコニコニュース

ハリー、わしにもそんな時代があったんじゃよ…… - 映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』より - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ
シネマトゥデイ

 『ハリー・ポッター』シリーズの原作者で、同シリーズの流れを組む新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を手掛けているJ・K・ローリングが、同作の主人公ニュート・スキャマンダーと『ハリポタ』シリーズでおなじみのダンブルドア校長のエピソードについて、自身のTwitterで明かした。

J・K・ローリングのTwitterアカウント

 先日、日本を含め世界中で公開された『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の新映像の中では、ダンブルドアがニュートのことを気に入っており、彼が退学の危機に陥った際にかばったことが明かされていた。この映像を見たファンの一人がローリングに向けて、「ダンブルドアがニュートを助けたんですよね。退学は取り消されたのでは?」とTwitterで問い掛け。すると、ローリングは「ニュートが追い出されたとき、ダンブルドアはまだ若い教師だった。彼は退学を取り消すことはできなかったわ」と回答。

 『ファンタスティック・ビースト』の舞台は、1920年代のニューヨーク。『ハリポタ』シリーズの約70年前の出来事として物語は進んでいく。『ハリポタ』シリーズではどんな窮地からも生徒たちを救ってきたダンブルドア校長も、70年前の『ファンタスティック・ビースト』時点では、まだ力が足りない一教師だったようだ。

 また「ダンブルドアは、なぜニュート・スキャマンダーを気に入っているの?」という質問に対して、ローリングは「わたしがニュートを気に入っている理由と同じだと思うわ」とコメント。新作の主人公も人々から愛されるようなキャラクターであることをアピールしていた。(編集部・井本早紀)

映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日全国公開