【ソウル時事】韓国で13日に投票が行われた総選挙(定数300)は開票作業が進み、与党セヌリ党は過半数を大きく割り込む惨敗が確実な情勢となった。最大野党「共に民主党」と第3勢力の新党「国民の党」がいずれも躍進。2018年2月に任期満了を迎える朴槿恵大統領の求心力低下は避けられず、レームダック(死に体)化が早まることになりそうだ。

 MBCテレビによると、改選前に146議席だったセヌリ党は130議席前後にとどまる見通し。「共に民主党」は改選前の102議席から116議席前後に、「国民の党」は改選前の20議席から38議席前後に、それぞれ伸ばすとみられる。

 定数のうち選挙区は253で比例代表は47。開票率80.3%の段階で、与党が勝利または優勢なのは111選挙区、「共に民主党」が104選挙区となっている。

 与党は候補公認をめぐる党内対立で逆風が吹き、勝敗ラインを過半数に設定した。過半数を割れば難しい国会運営を余儀なくされることになり、慰安婦問題に関する日韓合意の履行に影響する可能性もある。